見学中 食事完了 ページ41
30分ほど経った頃か、食堂は最早大食い大会の様になっていた
と言うより、食っているのは私1人だが、観客みたいに海兵さん達がテーブルの周りを囲んでいるんだ
食事する人をマジマジと見つめるのは失礼だろ
見ろ、サカズキさんも別のテーブルへ移動してしまった
『……あなた達の朝食はどうした。ずっと私を見ているが、それぞれやる事があるだろう』
「自分らはとっくに食べ終わりました！！」
「仕事よりAさんの食事見てる方が大事っす！」
「それと、コック達が疲れきって動けないので！！」
そうかコック達が…………っておいおい
その口調だと恐らく、私の朝食を作るのが大変すぎて動けないって事だろう？
全く、彼らの身も考えてやってくれ
あと2番目に言ったやつ後で私の所に来い仕事の厳しさを教えてやる
『はァ…まァいい。あとどれくらいだ』
「はい！合計で残り104皿ですね、頑張ってください！」
何故かボードに記録を取っている海兵さんが言う
104皿か、あと少しだな
とにかく私は残り30分で100皿を食べるために
上着を脱ぎタンクトップの状態で、また料理をかきこみ始めた
「……Aちゃん、いや別にこれは全くセクハラとかそう言う意図は全く無いんだが、胸大きくなってない？」
他の海兵さん達と同じように私を囲む1人である大将さんが、私に聞く
『この料理の量だ。魔力を蓄えすぎてるんだよ』
ちなみに魔力を限界まで使ってしまうと
胸も同時に萎んでいくので
魔力の使用量が分かりやすいんだ
『……あふぉあんはらあ？(あと何皿だ？)』
「残り72皿です！！！頑張ってください！！」
ほう、だいぶ最後になってきたな
じゃあ私も
『食べるペースを早めてやろう』
私は一定のペースでひたすら食べ続けていた料理を
素早く食べれるものから選び、速さ勝負で食べ始めた
.
.
.
「……本当に凄いね」
『ふん、これくらいどうって事ないさ』
約20分後、私は食べ終わった皿を見ながら言う
普段は15分もあれば食事が終わるというのに、海兵さん達が勝手に頼んだせいで48分もかかってしまった
途中なんか不味い果物入ってたし
＿＿＿まァそれでも
『ありがとう、美味しかったよ』
私は、私の料理を頼んでくれた海兵さんと、それを作ってくれたコックに向けて、心からの感謝を述べた
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るう - おいおいカルマ教授カッコ良すぎかよ (2022年10月16日 8時) (
レス) @page15 id: 4f11435a10 (このIDを非表示/違反報告)
るいす:0317 - おいおいわしも惚れちまったて…カルマ教授………いけめん……… (2022年9月20日 10時) (レス) @page14 id: 0614e5eebb (このIDを非表示/違反報告)
シン(プロフ) - え、待って、嘘でしょ？カルマ教授……惚れちまった……っ！なんかわかんないけどドンピシャだった！見た瞬間口おさえた！コメント書かねばという使命感に囚われた！ (2022年7月27日 20時) (レス) @page14 id: ad944f8965 (このIDを非表示/違反報告)
サーチライト - ダメだ…RPGの『ハロルド』を聞くとどうしても某ゲームサイト名が出てくる…www (2020年11月22日 15時) (レス) id: d6f0b3fa78 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - はじめまして。昨日から貴方様の作品を読ませていただいているのですがどれもとても面白くて久しぶりに時間を忘れるほど没頭しています。これからも作品を楽しみにしています！ (2020年7月24日 9時) (レス) id: fe27db1e8f (このIDを非表示/違反報告)
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