記念番外編『時を止める個性の本質』※時緒帝史視点 ページ9
俺は時緒帝史。一応タイムリミットという名前を持ったヒーローだった男だ
今は政府で仕事をしている...ので俺があのデヴィット・シールドに知られているはずがない
(そのはず...だったんだが、これは一体どういう事だ)
恐らく彼と同じ職場で働いているであろう人物に招待状を見せてデヴィット・シールドはどこかと聞くと慌てたように客室のような場所に連れて来られた
デヴィ「待たせてすまなかったね」時緒「...いいえ」少し待っていると満面の笑みでシールドさんが部屋に入って来た
ここで相手の顔色窺いながら腹の探りはしたくないなので
時緒「率直に聞かせてもらいますね......どうして俺を招待したんですか?俺と貴方に面識なんて無いしそもそも俺の情報をどうやって...」ばか正直に聞く事にした
デヴィ「...協力して欲しい事があるんだ」さっきまでの穏やかそうな笑顔から一変真剣な真顔で俺を見る(やっぱり、か)
そうではないかと思ってはいたわざわざ俺を招待したのだからそれほど切羽詰まっているか、相当極秘の事柄なのか
時緒「...協力して欲しい事、ですか?」デヴィ「あぁ今この島にオールマイトがいる彼も私が招待したんだ私は彼の体を調べたのだが...」
オールマイトの個性が無くなり掛けている
説明している時のシールドさんは酷く追い詰められている様子だった
平和の象徴が個性を失ったらどんな事になるのか想像さえも出来ないと悲痛な声で話していた
デヴィ「君を呼んだのはその個性を...オールマイトに使って欲しいからだ」
時緒「そう、でしょうね」話を聞いている間嫌でも伝わってくる彼がどれだけオールマイトという存在を大事に思っているのか痛いぐらいに，思わず下を向く
しかし無理なのだ。オールマイトの個性については仕方ない事それに...
時緒「申し訳ございませんが、それは無理です
俺の個性は確かに"時間停止"...時間を止める個性。ですがこの個性は
人には使えないんです」デヴィ「なっ！？」驚く彼に俺は続けて話す
時緒「そもそも正確には俺の個性は時間を止める...ではなく
”時間を止めた世界で動く事が出来る”個性なんですよ」
だから無理なんですと締め括って下に向けていた目線を彼に戻し...
(あぁ...これは駄目だ。このままじゃ彼は...
取り返しのつかない事に)
バチィッ
首筋に鋭い痛みが走った。体が傾く。意識が薄れていく
(油断っした...すまない
後は、頼んだぞ...電気)
第１０６話『生徒...だけじゃない』→←第１０５話『内通者の存在を．．．』
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吉月チョココア - らんしゃむさん» 一話ずつやっていかないとどっちかの続きが大幅に遅れる事になるのでこういう形式にしていたのですがやっぱり見辛いですよね…番外編一気にやりますね！コメントありがとうございます(*'▽'*) (5月3日 19時) (
レス) id: 731887bfc5 (このIDを非表示/違反報告)
らんしゃむ(プロフ) - 番外編まとめられないですか？ 一話ずつ話が原作と映画で変わっていい内容なのに前の話が入ってきづらいのが残念 (4月5日 21時) (レス) id: 03fdc2a2a5 (このIDを非表示/違反報告)
吉月チョココア - いちきちゃんさん» コメントありがとうございます！！頑張ります(*^^*) (2023年3月3日 18時) (レス) id: aaec086089 (このIDを非表示/違反報告)
いちきちゃん - 吉月チョコココアさんいつも更新ありがとうございます！これからも頑張ってください！応援してます！ (2023年2月16日 22時) (レス) id: bbdd29e3b1 (このIDを非表示/違反報告)
吉月チョココア - えななんですさん» コメントありがとうございます！励みになります！(*^^*) (2023年2月11日 18時) (レス) id: 2fa6faa01b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：吉月チョココア | 作成日時：2020年8月11日 13時
