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私がラウちゃんに頼んだ場所は、阿部ちゃんと辰哉が居る場所。
きっとそこに行けば大丈夫。そう自分に言い聞かせる。
ラ「う〜･･･これ、後で絶対めめに怒られるよ」
「大丈夫、その時は私が1番にラウちゃん守ってあげるから」
ラ「･･･まぁ、それなら大丈夫かな？」
「任せて、全部全部上手くいくよ」
私の言葉に「無理だけはしないでね」そう優しく微笑むラウちゃんは、かわいい男の子じゃなくて
頼り甲斐のある男の人だった。
出来る。なんて確証は無い。
でも、これは私がやらなきゃいけない事。
ラウちゃんがそっと私の肩に触れると
周りに風の渦ができ始めてきて
ラ「Aちゃん、行くよ！」
「うん、お願い･･････
って、うわぁー！」
ラウちゃんの合図と共に、体が宙に浮く。
上手くバランスが自分では取れないから、無様な格好で風に運ばれる私。
よし！いい感じだ！一応奥の方に向かってる！
そんな様子を、蓮も皆もビックリした顔で見ていた。
このまままっすぐ行けば着ける！なんて思ってたのに。
あれ、でも待って、どうやってこれ降りるの･･･？
「辰哉ー！阿部ちゃんー！助けてー！！！」
ラウちゃんに飛ばしてもらったはいいものの、着地の仕方なんて分からなくて
私が飛んできて目をまん丸にビックリしている2人に助けを求める。
ダメだ！落ちちゃう！！
衝撃に耐える為に、目をギュッと瞑る。
ポスッ
でもやっぱり痛みはなくて、ゆっくり目を開けると･･･
辰哉がビックリした顔で私を見つめていた。
辰「天使が舞い降りてきたかと思ったわ」
なんて冗談言える彼を見て、安心してしまったのはここだけの秘密。
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綾音さん(プロフ) - お久しぶりの更新ありがとうございます！このお話とても好きなのでまた更新を気長にお待ちしてます😌✨ (2023年2月27日 0時) (
レス) id: 234acb1ed5 (このIDを非表示/違反報告)
もたな(プロフ) - おーがさん» 今更ながら、コメントありがとうございます。とても励みになります。 (2022年9月16日 10時) (レス) id: 29edbecb92 (このIDを非表示/違反報告)
おーが - このお話面白いです！更新気長に待ってます😄 (2022年8月9日 15時) (レス) @page10 id: 833f1ede54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もたな | 作成日時：2022年7月2日 12時
