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今にもこちらに飛んで来そうな蓮。
でも大きな攻撃をしてこないのは、きっと私がいるから。
皆も蓮も私にとっては同じぐらい大切だから、どちらも傷ついてほしくないし。
どちらも戦ってほしくない。
私に何かできることはないの？
グルグル頭で考えるけど、全然思い浮かばない。
もっと私に力があれば。
何か皆を助けれるような決定的な力があったら。
そんなふうに悲観的になっても解決しないのに。
しばらくして私の前に出て、身構える4人。
蓮もそれに合わせて持っている薙刀を構えていた。
「蓮！ダメ！攻撃しないで！」
前にいる蓮に向かって叫んだはずなのに
その私の一言が空中に放たれる。
周りにこだまする音。
ん、･･･？
あれ、違う。
言葉が空に飛んだんじゃなくて、
「嘘！！また私浮いてる！？」
フワッと体が空中に浮き、風で蓮の方に飛ばされる。
蓮もビックリした顔してるし、誰がやったの！？って驚いていたら、大きな体に包まれた。
ラ「Aちゃん捕まえた」
「ラウちゃん！？なんでラウちゃんまでここに！？」
ラ「Aちゃんとめめを助けに来ました！ラウールくんです」
相変わらず可愛らしい顔でニコッと微笑む彼。
蓮「ラウール！？どうして！」
ラ「安心して、お兄ちゃんに連絡して忠幸様に伝えといたからすぐに応援が来るよ」
「お父様が･･･」
ラ「Aちゃんがこっち側に来れたし、これでめめも思う存分出来るでしょ？」
蓮「あぁ、ありがとな。これで本気出せる」
そんな･･･、ここで衝突したら･･･。
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綾音さん(プロフ) - お久しぶりの更新ありがとうございます！このお話とても好きなのでまた更新を気長にお待ちしてます😌✨ (2023年2月27日 0時) (
レス) id: 234acb1ed5 (このIDを非表示/違反報告)
もたな(プロフ) - おーがさん» 今更ながら、コメントありがとうございます。とても励みになります。 (2022年9月16日 10時) (レス) id: 29edbecb92 (このIDを非表示/違反報告)
おーが - このお話面白いです！更新気長に待ってます😄 (2022年8月9日 15時) (レス) @page10 id: 833f1ede54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もたな | 作成日時：2022年7月2日 12時
