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2人に話を聞いてみたら、私が力を使いすぎた後
私を狙いに妖達が沢山集まってきてしまったらしい。
数が多すぎた為、辰哉と蓮。
ひーくん達やラウも皆で協力して妖を祓ったとか。
「まさか蓮と辰哉の2人が協力するなんて思ってもなかった」
蓮「俺も妖と協力するなんて考えもしなかったよ、けど」
「けど？」
蓮「俺とラウールの2人だけじゃあの数を祓ってAを連れ出す事は出来なかっただろうから」
辰哉「良かったでしょ？俺達と手を組んで」
辰哉の言葉にうるさいとそっぽむく蓮。
そんな2人のやり取りを見て、本当に仲良く？なったんだなぁと感心する。
あぁ、そうだ。
辰哉には不思議な雰囲気があるんだった。
彼は敵も味方も手懐けるのがとても上手で、たった一言でちょっとした争いも収まる程
周りは皆辰哉の事を好いていて、そして尊敬している。
「2人とも、本当に仲良くなったんだね」
辰哉「まぁ俺にかかれば不貞腐れボーイも手懐けれるって事よ」
蓮「いや、手懐いてはない」
「またそんな事言って、蓮ってば素直じゃないんだから」
辰哉「本当困ったぼくちゃんだよ」
「ね〜！」
私が笑って、辰哉もからかいながら笑う。
蓮はちょっと不貞腐れてそうだったけど、結局ちょっと笑ってた。
嬉しいな。
妖と人間がこんな風に笑い合う時がくるなんて、私はずっとこの時を待ち望んでいた気がする。
心地良い風が私達の間を抜けた。
あぁ、このままずっと、妖と人間も関係なく平和な世界になればいいのに。
そう何の過ちを考えず願った私は。
この時、あの視線に
全く気が付かなかった。
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綾音さん(プロフ) - お久しぶりの更新ありがとうございます！このお話とても好きなのでまた更新を気長にお待ちしてます😌✨ (2023年2月27日 0時) (
レス) id: 234acb1ed5 (このIDを非表示/違反報告)
もたな(プロフ) - おーがさん» 今更ながら、コメントありがとうございます。とても励みになります。 (2022年9月16日 10時) (レス) id: 29edbecb92 (このIDを非表示/違反報告)
おーが - このお話面白いです！更新気長に待ってます😄 (2022年8月9日 15時) (レス) @page10 id: 833f1ede54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もたな | 作成日時：2022年7月2日 12時
