クレームブリュレ。*桃緑* (ページ13)

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俺の視線に気づいた1人が
青ざめた顔でもう1人の肩を叩く。

青「…望、おいってば」

桃「…ん？何？」

流星が気づいて声をかけてくれた。

青「出てる、威圧フェロモン」

桃「出してんの。あ、え、て。…マジでムカつく」

顔を上げるともうスタッフの姿はなかった。

…全く。Ωのこと、なんやと思ってんの？
ともくんはそんなんじゃないのに…

好き勝手言いやがって…！

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緑「…のんちゃん、怖い顔してる。大丈夫…？」

ともくんが俺を見上げていた。
その表情は不安そうで。

桃「っ、ごめん。ともくん。もう大丈夫やで。

ちょっとぎゅーさーせてっ！」

緑「うわぁっ、もぉ…びっくりしたぁ」

廊下だってことも気にせず、ともくんをバックハグ。

緑「のんちゃん重いよー！」

青「はぁ、全く…(笑)神ちゃんおらな、

暴走するとこやったで、望さんよ」

流星に呆れられてしまったけど。
やっぱり…ともくんは俺を癒してくれる。