ﾋｶﾘとｶｹﾞ

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T side




昨日から始まった、この小瀧の遊び



どうせ俺をお遊びとして扱ってんねやろ、って思うと腹立つ



「……なんやねんっ」




悔しいから、伸ばしきっていた髪の毛も切ってメガネを外して学校に行った…ら








「…え？！誰誰？？？あのイケメン！」


「神山くん？！神山くん、かっこいい！！！！というかー、かわいい！」


「なんで、髪の毛伸ばしてたのー？最初から切ってたら良かったのに〜、」







と口うるさい女子生徒たち。



神山「あ、ありがとう」



と無理に笑顔作るだけでも、

＼きゃ〜〜〜／の歓声。



俺、こうゆーのあまり得意やないんやけどな。



周りの男子生徒も俺には目もくれなかった癖に外見を変えるだけで、話しかけるようにはなった。




気になって小瀧の顔を見ると



ちょっと顔を桃色に染めて



口パクで 「 や る や ん 」



と言って来た。俺は周りを囲む女子生徒たちよりもこっちのイケメン男子生徒の方がきゅんと来るのだ


はぁ、胸がきゅーってする。








そして、前には目もくれてなかったくせにグイグイ来るようになった、1人の男子生徒がいた




？「神山くん、かお整っとるな〜、」


神山「…、あ、ありがと、う」


その人はにこ〜って歯を出して笑って、


こっちまで幸せになりそうだ


？「俺！重岡大毅ゆうねん！！！！よろしくな〜」



「重岡く、ん？？？」



重岡「おん！！！しげでええよ？友達にならへん？」


「友達………。」


重岡「ええやろ！？、友達！」


「うん！」



重岡くんのテンションにはついていけないが、明るくていい人そう




今日、俺は、友達が増えたのであった

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