愛を教えてくれますか…？3(るろうに剣心)

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隆 「お疲れ様です！大丈夫ですか？

聞きましたよ、志々雄真実のアジトに行ったらしいですね。」

(人1) 「なんだ。知ってるのか。



…あいつ、何か始める気だった。


その何が掴めなかったんだけどね…。」

隆 「そうですか…。大変な騒ぎにならないといいんですけどね…。



…って、宮原さん、怪我してるじゃないですか⁉︎
だ、だ、大丈夫ですか⁉︎」



なんだ、この可愛い生き物は。
何をそんなに焦ってるのかもよくわからない。



(人1) 「 あ、これ？

ちょっと油断したよ。首をぐさっとやられちゃった。苦笑」

隆 「わわわわッ。痛そうですね…。

でも、宮原さんって一度も怪我されてるとこ見たことないです。」

(人1) 「 お、よく見てんじゃん。そそ、私始めて怪我したんだ。


そーそー！
そーいえば、この傷つけた奴、隆に少し似てるよ？」

隆 「ええええええ⁉︎
そーなんですか⁉︎
一度会ってみたいものですね。
でも、俺は宮原さんを傷つけるようなことしませんから！」



なんか最後の方、語尾にふんっ！ってつきそうな勢いだったな。笑

それになんだよ。傷つけるようなことしませんから。って。笑



隆が言ったら、爆発的大ダメージだね。



(人1) 「えぇー。隆、そいつに会ったら真っ先に殺されちゃうよ〜。
でも、その前に私がすぐに助けてあげるからね。」

隆 「うわぁ〜ありがとうございます！
宮原さん、めちゃめちゃ強いですもんね！
俺、尊敬します！」


うおー、目がキラキラと輝いておる。
なんだ、この子。
いっそのこと女になっちまえ。



…フラッ



(人1) 「おっと…」

隆 「！？…大丈夫ですか⁉︎」

(人1) 「あはは、ごめん、隆。
ちょっと、きつくなってきちゃった。
私、少し寝るね。」

隆 「了解です！お大事に！」



んー。あれは私の弟くんにしたい。



(人1) 「…って、あれ？斎藤さん？」



もう報告終わったのかな？



(人1) 「斎藤さん！」

斎藤 「 お前…大丈夫なのか？」

(人1) 「少し体かフラフラしますけど…。」

斎藤 「首は？」

(人1) 「あ、首は……今のところ落ち着いてます。さっきはすごく痛かったですけどね。汗」

斎藤 「 ……そうか。」



そう言うと、斎藤さんの手が私の首へ伸びてきた。

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