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あまり遠出はしなかった。
この前熱愛報道をされたばかりなのに、志田ちゃんは気にしていないようだった。

「いやー久々に買い物出来た!付き合ってくれてありがとう!」

数件のお店を回って、いつものように荷物持ちをした。気が済んだのか、ある程度するとカフェに入ろうと、志田ちゃんの知り合いが経営しているカフェに入った。

「どういたしまして。満足した?」
「うん、大満足」

久々にミッキーと一緒にいれたし。
ミルクと砂糖をいれたコーヒーをかき混ぜながら言う。伏し目がちの視線が色っぽい。

「ミッキーさ、この前熱愛報道されたの覚えてる?」
「…忘れるわけないじゃん」
「だよねー。…トラウマ?」
「ちょっとだけね」
「じゃあなんで今日付き合ってくれたの?」

視線をコーヒーに向けたまま話す。

「別に。大した理由じゃないよ。幼馴染の頼みだし」
「やましさとかないの?」
「特に」
「なんで?」
「報道されたのは確かに嫌だったよ。実際そういう関係じゃないし。でも志田ちゃんは幼馴染だし、一緒にいてもやましさとかあんまり感じない。また報道されたら嫌だなとは思うけど、それだけ」
「ふーん…どんなときにやましさ感じるの?」
「どんな時って…そうだな…好きな人をスキャンダルに巻き込んだ時?」
「じゃあ私のこと好きじゃない?」
「そんなこと言ってない」
「ミッキー、あのさ」

私のこと、どう思ってる?
しっかりと俺の目を見る志田ちゃん。コーヒーは減っていない。

「どうって…大切な人だよ。長い付き合いだし」
「恋人にできる?」
「え」
「私ミッキーのこと好きだよ。ミッキーは?」
「え、いや、好き、だけど、待って、え?」
「じゃあ付き合って。あの報道本当にしよう。そうしたら今日みたいに隠れてコソコソする必要もない。オープンにしちゃえばやましさなんて感じないと思うよ」
「え、でも」
「ねえ、いいでしょ?」

隆之助。
静かで色っぽい声を聞いて、気付けば自然と頷いていた。

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設定タグ:神木隆之介 , アミューズ , 俳優   
作品ジャンル:タレント
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(プロフ) - 自称 神木隆之介様 依存症さん» ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです(o^^o)のんびり更新ですがこれからもよろしくお願いします! (2016年5月18日 6時) (レス) id: 50123c4a48 (このIDを非表示/違反報告)
自称 神木隆之介様 依存症(プロフ) - この小説大好きです!!更新楽しみにしてます!!頑張ってください!! (2016年5月18日 0時) (レス) id: dbd5180fdd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - すずやさん» ありがとうございます!のんびり更新ですが頑張って更新していくのでよろしくお願いします(^O^) (2016年5月14日 0時) (レス) id: 50123c4a48 (このIDを非表示/違反報告)
すずや - すごい面白かったですー。更新楽しみにしてますー! (2016年5月13日 23時) (レス) id: eddc991718 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2016年4月12日 22時

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