【名探偵コナン】世界でたった一人の大切な人

睨みつける子供 ページ20

次の日、カランカランとお店のベルの音と共に入ってきたのは一人の女性。






気づいた人もいるだろう。そうAだ。


お店は勿論ポアロである。









「ご注文は何になさいますか？」


『コーヒーと...あとショートケーキを...』


「かしこまりました」






席に着いて、注文するとどこからか視線を感じた。視線の方へ視線を向けると眼鏡をかけた子供が。



…………なんか、睨まれてる？





...あぁ！あの子供達か。5人組の。


睨まれることしたかな？ま、いっか。どうでもいいし。気にしないようにしよう。どうせまた会うこともないだろうし。






注文したコーヒーを飲んでいるとカランカランと音が鳴る。そちらの方へ振り向けば...






『......最悪』





恐れていた事が起こった。


入って来たのは松田含め、その同期。





「あ...すみません。安室さん、今いなくて...もう少ししたら仕事で来るんですけど...」


「いや、いいぜ。こっちが勝手に来てるだけだし...松田の息抜きも兼ねてな。迷惑にならない程度にお邪魔させてもらうよ」





......同期か。そういえばスコッチはどうしてるのかな。久しぶりに会いたいな。


生きていることはバーボンには言ってなさそうだけど。



さて、どうやってここを抜け出そう。

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