4話 ページ5
OLDCODEXのライブ会場入をした
そのまま達央さん達の楽屋に通された
達「多分YORKがいると思う。あとのバンド舞台はステージかリハーサル室で音出してっから後で挨拶行くぞ」
貴「はい!」
頷くと達央さんは楽屋のドアを開けた
達「おう。ベースの出来るやつ連れてきたぞ。」
Y「ああ、良かった。これでライブ出来るな
それで、その子がベースの?」
達「おう。」
貴「あ、笠原Aです。
まだ名の無い趣味で集っているバンドでベースをしていてOLDCODEXの曲をやらせていただいてます。
OLDCODEXのファンで曲と共に作り挙げられるYORKさんの作品も大好きです。
ここでお目にかかれて光栄です。」
私はあまりに感激して達央さんやYORKさんを見て熱弁してしまった。
Y「アハハ、ありがとな。」
YORKさんが私に向かって手を伸ばしてきた。
その手は少し前までは作品を作っていたのか、乾いたペンキが着いていた。
私はそんな手を嬉しさいっぱいで握手させていただきましたw
貴「えっと、なにか作品を作っていたのですか?」
Y「ああ、なんとなくで塗ってたんだけどね、思いつかなくなってさw」
そう言って、緑や青、オレンジで塗られた色紙サイズのキャンパスを見せてくれた
貴「すごい。これだけでも私には綺麗だと思っちゃいます。」
私には芸術センス、特に絵などの類のセンスは皆無で何を見ても美しく、憧れてしまう。
Y「でも、ちょっと物足りないよね。なにか無いかな」
貴「うーん...あ、ちょっと待ってください、私にその絵のイメージを弾かせてください!」
私はYORKさんの絵を見た時に舞い降りてきたイメージをベースで弾きたくなって、そう言ってみた
Y「いいよ。聞いてみたい」
達「アンプあっから使えよ」
そう言って私にアンプに繋いであるシールドを渡してくれた達央さん
私はそれに自分の愛用しているBacchusに繋いで音を確認する
チューニングが合ってる事がわかれば、YORKさんに微笑んでからイメージを弾き出す
青、緑の中にある暖かく照らすオレンジを少しツンとするクールな曲調から少しづづ暖かく、優しいような音色に変えていく。
すると暫く聞いていたYORKさんがキャンパスに何か描き始めた。
私はそれを確認して、まだ引き続ける
暫くしたらYORKさんは動きを止めた
作品が完成したようだ。
私はそれを見て弾くのを止めた
達「なあ。Aって何者だよ」
〜用語説明〜
シールド
ベースの音を出すためのプラグ
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カエルと月(プロフ) - 翠雨さん» 有り難うございます!直しておきます。ご指摘ありがとうございます (2015年10月30日 9時) (レス) id: aae1361b5d (このIDを非表示/違反報告)
翠雨(プロフ) - 面白いです!たいぞーさんライブでれなかったのかな?wwwあ、1つ気になったんですけどYORKってなってましたけど正式にはYORKE.さんです…(´・ω・`)生意気言ってすみません (2015年10月30日 1時) (携帯から) (レス) id: 1b54fdfd6b (このIDを非表示/違反報告)
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