５４話 ページ5
看「こちらです」
そう言って看護師さんは私と零を２人にしてくれた。
『零…？』
私が呼び掛けても起きる気配は一つもなかった。
『零…。なんで目を閉じてるのよ。こんなにたくさん機械つけちゃって、零らしくないじゃない私の元にちゃんと帰ってくるって約束したじゃない…。私別れたなんて思ってないよ？左脚がほとんど使えなくなった？それが何？零のせいじゃないじゃん。私のこと充分守ってくれたじゃん。私零に一泡吹かせようと思ってリハビリ必死でやってるんだよ？たまに痛むけど、杖が有れば歩けるくらいに回復したんだから…。杖無しで歩けるようになるのは難しいって言われちゃったけどさ…。私こんなに頑張ってるのに置いていくつもり？そんなの、ゆるさ、ないっ、か、らね？だから、だから早く、目を覚ましてよ…。』
私は零にすがり付いて泣き続けた。
するとそこにコナンくんたち３人が来た。
コ「Aさん…。」
赤「A、すまなかった…。俺の部下だったんだ。降谷くんに助けられたのは。俺がもっと見ておけばこんな事には…。」
『いいんです。誰のせいでもありませんよ。』
哀「貴方の怪我は？もう大丈夫なの？」
『うん。明後日退院するの。』
コ「とにかく、Aさんの怪我が良くなっただけでも良かったね。」
『うん。ありがとう。とりあえず部屋戻ろうかな』
赤「俺が押そう」
赤井さんは私の車椅子を押してくれようとしていたが肩を負傷していたので一応断った。
私はその日眠る事が出来なかった。
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カリリン - とても、キュンときます！零君がかっこいいです!おもしろいです！ (2022年6月22日 22時) (
レス) id: 4ee7069584 (このIDを非表示/違反報告)
カリリン - 続きが気になります。お願いします。 (2022年6月22日 22時) (レス) @page30 id: 4ee7069584 (このIDを非表示/違反報告)
Mal(プロフ) - #Marisaさん、ありがとうございます！私の勝手な都合で更新がまばらになってしまっていて本当に申し訳ないです(；ω；)応援いただきありがとうございます！！！本当に怖いですからね…。皆さんもお気をつけてお過ごしください…。 (2020年4月17日 9時) (レス) id: 760fe6071b (このIDを非表示/違反報告)
#Marisa - このお話好きです!!面白いのに時々キュンってきたりして、予測不能で!!更新楽しみにしてます!!これからも頑張ってください!!体調には気をつけて…本当に怖いですからね… (2020年4月12日 21時) (レス) id: 12856f7fd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mal | 作成日時：2020年1月1日 17時
