41話 ページ42
私がそう言うと沈黙が走った。
すぐにでも逃げ出したい気分だ。
私はなんだ?取り調べを受けているのか?
降「はぁ、誰だって聞いてるんだ!」
溜息をついた瞬間、零は私の胸ぐらを掴んで怒鳴った。
私はそれはもう怖くて泣きそうだったが必死に耐えた
『離してよ!どうして、毛利さんに容疑がかかってるのかって、聞いてんのよ!』
降「おまえには関係ない!大人しくしていればいいんだ!」
『何よ!私だって公安よ⁉関係ないって何よ⁉』
降「捜査に関わっていない人間は例え公安であろうとなかろうとただの無関係者だ。今後一切そのことを口にするな」
そう言って乱暴に突き離されベッドに投げられた。
零はそのまま病室を出て行った。
『なんなのよ!なんで、なんで⁉私だって、公安の一員なのに…。なんで教えてくれないのよ!』
泣きながら叫ぶと扉が開いて、風見が入ってきた
風「足はどうですか?」
私は涙を必死に抑えた。
『大丈夫だよ』
風「そうですか。良かったです。降谷さんは、星宮さんに負わせてしまった怪我のせいで自己嫌悪に陥っているんです。この件は何としても自分で片をつけたいと。なので、何も聞かないであげてください。失礼します。」
そう言って病室を出て行った
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Mal(プロフ) - ありがとうございます!すみません単純に打ち間違いです。ご指摘ありがとうございます! (2020年1月1日 9時) (レス) id: 760fe6071b (このIDを非表示/違反報告)
チロル - すごく面白いです。44、45話が抜けているのはなぜですか? (2020年1月1日 1時) (レス) id: b05fec9f98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Mal | 作成日時:2019年3月11日 20時