38話 ページ39
『西崎…あいつ、何、やってん、のよ…』
今まで一緒に戦ってきた西崎の訃報に戸惑いが隠せなかった。
ただただ泣き続ける私に、零は、この事件は俺たち公安で片をつける、と言った。
そして、私を落ち着かせるかのように手を握りながら背中をさすってくれた。
どれくらい時間が経ったのか気づくと寝てしまっていたらしい。
A、本当にごめん。
今日はゆっくり休んでくれ。
また明日来るよ。
そう綺麗な字で書き置きが残してあった。
電話が鳴り、出るか迷ったが沖矢さんからだったので出る事にした。
沖「もしもし」
『もしもし、沖矢さん?』
沖「先程ニュースを見まして、大丈夫でしたか?」
『えぇ、まぁ笑
骨折しましたけど』
沖「は?」
『大丈夫ですよ。私は元気ですから。』
沖「そうですか。それならお見舞いに行きますよ」
『そこまでしてもらわなくても…』
沖「警察病院ですよね?降谷くんはいるんですか?」
『いえ、いませんけど』
沖「これから来ることは?」
『今日はもうないですね』
沖「それでは今から伺いますね。」
その後何度か沖矢さん、もとい赤井さんを止めようとしたが全く止められる気がしなかったので結局来てもらうことにした。
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Mal(プロフ) - ありがとうございます!すみません単純に打ち間違いです。ご指摘ありがとうございます! (2020年1月1日 9時) (レス) id: 760fe6071b (このIDを非表示/違反報告)
チロル - すごく面白いです。44、45話が抜けているのはなぜですか? (2020年1月1日 1時) (レス) id: b05fec9f98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Mal | 作成日時:2019年3月11日 20時