３３話 ページ34
ん、もう朝か。
頭痛いなー。
私昨日…。
あ、そうだ。
やだなぁ今日。
まだリビングの方から音が聞こえてくることから零はまだ出かけていないみたい。
会わせる顔がない、って言うのもそうだけど零に会うのが怖い。
怒られるとかそういうことじゃなくて、純粋に怖い
あんな零を見たのは初めてだったから。
昔のことを思い出して怖くなった。
でもそろそろ準備しないと間に合わなくなっちゃう
重い体を無理矢理起こしてベッドから出て、着替えと化粧を済ませた。
リビングに出ると、書類を片手にコーヒーを飲んでいる零がいた。
『お、おはよ…。』
降「おはようA」
んんっ⁉
おはようで終わり⁉
昨日のこと掘り返さないなんて、槍でも降るの⁉
降「朝ごはん食べるか？」
『い、いらない！私、もう行くね！』
半ば強制的にその場から逃げようとすると零が後ろからふんわりと抱きしめてきた。
降「昨日のこと、まだ怒ってるか？」
『怒ってない！怒ってない！』
降「なら、何故俺を避けるんだ？」
『避けてないよ、だから離してっ』
零は渋々と私を離した
私は何も言わずに家を出た
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Mal(プロフ) - ありがとうございます！すみません単純に打ち間違いです。ご指摘ありがとうございます！ (2020年1月1日 9時) (
レス) id: 760fe6071b (このIDを非表示/違反報告)
チロル - すごく面白いです。44、45話が抜けているのはなぜですか？ (2020年1月1日 1時) (レス) id: b05fec9f98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mal | 作成日時：2019年3月11日 20時
