35話 ページ36
『あー!そういえばそうじゃん!』
風見から聞くまですっかり忘れていた事は黙っておきます
会議をしている時も零とあまり目を合わせられなかった
今日帰るのやだな。
工藤邸泊まろうかな?いや、そんなことしたら次こそ殺される。
さっさと帰って寝よ。
これが倦怠期か?←違う
そしてかれこれ21時
今日は割と早く仕事が終わったから家に帰って来た。
まだ零は帰って来てないみたい。
今日は夜ご飯面倒だからお風呂入って寝ちゃお
お風呂から上がるとリビングから物音が聞こえた
零が帰ってきたみたい。
『零?おかえり…』
降「あぁ、ただいま。A、昨日の事、本当に悪かった」
『どうしたの?もう気にしてないって言ったじゃん⁉』
降「おまえ、今日俺の事避けてたろ?会議の時も1度も目を合わせなかったし」
『避けてなんかないよ、会議中は集中してたから』
降「じゃあなんで泣いてるんだ…?」
『泣いてなんかっ…⁉』
気づかなかった、自分が泣いていることに。
零がゆっくりと私の体を包み込んでくれる。
『怖かった!あんな零、初めてだったから…。』
降「本当にごめんな、もうあんなこと絶対しないよ」
『ごめんね、零。避けたりして』
降「Aが謝ることない。」
私は安心感からやっと泣き止むことが出来た
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Mal(プロフ) - ありがとうございます!すみません単純に打ち間違いです。ご指摘ありがとうございます! (2020年1月1日 9時) (レス) id: 760fe6071b (このIDを非表示/違反報告)
チロル - すごく面白いです。44、45話が抜けているのはなぜですか? (2020年1月1日 1時) (レス) id: b05fec9f98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Mal | 作成日時:2019年3月11日 20時