公安のエースカップル【降谷零】

２５話 ページ26

『いぃぃったぁぁぁあい！！』

ヅラとかバカにしてたから思いっきり頭鷲掴みにされた。
痛すぎて、この人握力いくつよ？

赤「とりあえずそこに座れ」

ため息をついた赤井さんに促されそのままソファに座った。
依然としてコナンくんからの鋭い視線は続いている

赤「まずAに確認しておきたいことがあるんだがいいか？」

『何ですか？』

赤「君のことだ。このボウヤに君の事を教えてもいいか、という事だ。」

『赤井さん、あなたといる時点で普通とは思えませんけど、こんな一般の子にバラして万一の事があったらどうするつもりですか？』

赤「この子はただの子供じゃないぞ？」

知ってる。
知ってるさそんな事。
この子は工藤新一くんなんだってことも。
この子の事を赤井さんが工藤新一だとは分かっているのだろうか。

『とりあえずその話はもう少し考えさせてください。それから、本題はこんな事じゃないですよね？』

赤「あぁ。本題は、何故俺がこんな変装をしているかという事と、もう一つ、おまえに頼みがあるんだ」

頼みって何？
危ない予感しかしないんだけど。

赤「まぁまずは何故こんな変装をしているか、についてだ。」

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