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「じゃあさっそくその人の印象」
「…なんか、普通ではない、かな」
「え。いきなりそれが印象にくんの？笑」
「だ、だって、探られんの嫌やもん」
イケメン。天然。マイペース。
パッと思い浮かんだだけでも
その印象どれもがすぐに流星へ繋がってしまう。
なんならイケメンの時点で
流星の顔を溺愛する神ちゃんの中に
選択肢が生まれてしまってもおかしくないのだ。
何度も言う。
言いふらしたいわけじゃないからこそ
流星の存在は無くしておきたい。
こればっかりは小言を出す神ちゃんをかわして
次の質問を急かした。
「じゃあ今まではどう思ってた？」
「そりゃあ、仲良い友達」
「詳しく！ 仲良いのは学校だけ？ 他も含む？」
「普通に学校でもやし、遊びにも行く」
「そん時はどんな感情？
一緒にいて嬉しいな〜とか」
「ん〜…もはや当たり前みたいな感じやなぁ」
「じゃあ、嫌いなとこ」
「好きなとこじゃなくて？」
「言えるん？」
「……いや言えんわ。嫌いなとこで」
「どうぞ」
「んー。嫌いっていうか、訳分からんとこはムズイな」
「でも嫌とは違うんや」
「オモロいし慣れたから許してる感じ？
まぁ度が過ぎて呆れるときはあるけど」
「なら普段はのんちゃんがお世話側か」
「かもしれんなぁ。
あ、でも向こうも筋通すから全然怒られることはある」
「へぇ意外！ どんな？」
「俺が色々いきすぎるとやな。
いつもからはマジで想像つかんくらい本気で怒られる」
近い記憶だと高校に入ってすぐの頃だったか。
体調が悪いのにバイトのヘルプを断れず、
反対していた流星に内緒で
入ったときはもうヤバかった。
もっと言えばその帰りに
俺がぶっ倒れたのが原因なのだが。
その時はたまたま迎えに来てくれた流星が
家まで運んでくれたからよかったものの、
当然悪化した体調と流星の機嫌がもう大変で大変で。
他にもサッカーの試合で怪我をしたときも、
そのまま続行しようとする俺に本気でキレて
監督たちに出すなと釘を刺して、
代わりに流星が1人で3ゴール決めたこともある。
流星が高1で俺が中3だったときは
どこか大きな学年の差を感じて避けていた俺を
「ええ加減にせぇよ」と物凄い形相で追いかけ回して
全部白状させられたこともあった。
「……」
(あれ？ 俺も結構流星のこと巻き込んでんな)
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かみぶくろ(プロフ) - amさん» 最後までご覧いただきありがとうございました！完結した今はamさんにそう言っていただけて本当に嬉しく書いて良かったと思えます🥺これからも私なりにはなりますが書いていきますので、もしもご縁がありましたらよろしくお願いします💙💗 (2023年2月21日 13時) (
レス) id: d8343dd607 (このIDを非表示/違反報告)
am - 個人的にこれが見たかった！の詰め合わせのような青桃でした！また読み返させていただきます🙋🏻♀️💙 (2023年2月20日 16時) (レス) id: 164b3e8f91 (このIDを非表示/違反報告)
am - 完結おめでとうございます！いつも更新されたら飛んできてたくせに、毎日の楽しみが無くなるってなると寂しいです😢が、ナイスアシストの赤緑に加え、素直になった破壊力が半端ない桃くんと照れて余裕がない青くんが終盤で見れて楽しかったです〜！ (2023年2月20日 16時) (レス) @page38 id: 164b3e8f91 (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ(プロフ) - ゆいさん» ゆいさん、最後までご覧いただきありがとうございました✨青さん上手く書けてましたかね？！なら良かったです🥺嬉しいお言葉、本当にありがとうございます！また青桃さんは書いていきたいのでもしまた巡り会えましたらよろしくお願いいたします🥰 (2023年2月20日 13時) (レス) id: d8343dd607 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - でも天邪鬼桃ちゃんが可愛かったので末長くお幸せにという気持ちです💕素敵な青桃に癒されました！何度も読み返させて頂きます♥️ (2023年2月19日 23時) (レス) id: 127582e3c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かみぶくろ
| 作成日時：2023年2月11日 17時
