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「君の高校、ちょいちょい話題になんの！
何人か顔面偏差値がバグってる生徒がいるっていう！」
「へぇ…なるほど…」
「でも生で見るとマジでかっこいい！」
「うちの男どもと全ッ然違うわ！」
「そーだ。ちょっとだけ話そーよ！」
「ハンカチのお礼にジュース奢ったげる〜」
「いやぁ、それはちょっと、」
愛想笑いは忘れずに上手くかわしながら
会話を切り上げる瞬間を見定める。
大丈夫。慣れてますよ。こういうの。
人によっちゃ喧嘩売るけど、
小さい頃からこういう場面は遭遇してるから。
ほんでいつも通り流星がこの子らに
見つかってないとなると巻き込まれるのが
めんどくさくて隠れてるっぽいな。
まぁ置いてかれてはないはずやけど。
それでも予定より長引きそうな誘いに
少し強引だけど早めに切り上げようと
視線を遠くへ外した直後。
グッと手を掴まれて、
意識が目の前に戻った。
「なら連絡交換だけ！」
「おわ、押し強いっすね。笑」
「ハンカチのお礼だから！」
「それやったらもっと遠慮しときますよ。
言うてたかがハンカチ拾ったくらいですし…」
「たかがじゃないって！」
「でもですね、」
「分かった！ なら運命ってことで！」
「えぇ…？」
よく漫画にありがちな
ハンカチを拾って始まる運命的な？
いやそれも結構古い感じするけど。
しかも申し訳ないけど俺からしたらただの日常やし…
それもちょっと良いことしたなーくらいの。
けれど流石になかなかの圧で何人からも来られると
言いくるめるだけの数が追いつかなくて
必死に言い逃れのストックを漁る。
(…ってか、なんで俺がこんなことなってんの…！)
流星との沈黙が嫌で逃げたのは俺だけど
ここまで引っ張るとは思ってなかった。
というか。
そもそも、あいつがアピールせんのが悪いのに…
俺やって本来なら今頃流星から
こんな感じで押されてたはずやのに…！
やのになんで俺はこんなピンともこん
アタックを受け続けてるんや。
これならまだド下手くそな流星の方が
ドキドキしてた。
心が沈みそうな中で流星への悪態をつきながら、
目の前の終わらない誘いにため息が零れる。
そして渋々ではあるけれど
今日のところは連絡交換で終わってもらおうと
仕方なくポケットへ手を入れた時。
「もうそろそろ限界なんやけど」
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かみぶくろ(プロフ) - amさん» 最後までご覧いただきありがとうございました！完結した今はamさんにそう言っていただけて本当に嬉しく書いて良かったと思えます🥺これからも私なりにはなりますが書いていきますので、もしもご縁がありましたらよろしくお願いします💙💗 (2023年2月21日 13時) (
レス) id: d8343dd607 (このIDを非表示/違反報告)
am - 個人的にこれが見たかった！の詰め合わせのような青桃でした！また読み返させていただきます🙋🏻♀️💙 (2023年2月20日 16時) (レス) id: 164b3e8f91 (このIDを非表示/違反報告)
am - 完結おめでとうございます！いつも更新されたら飛んできてたくせに、毎日の楽しみが無くなるってなると寂しいです😢が、ナイスアシストの赤緑に加え、素直になった破壊力が半端ない桃くんと照れて余裕がない青くんが終盤で見れて楽しかったです〜！ (2023年2月20日 16時) (レス) @page38 id: 164b3e8f91 (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ(プロフ) - ゆいさん» ゆいさん、最後までご覧いただきありがとうございました✨青さん上手く書けてましたかね？！なら良かったです🥺嬉しいお言葉、本当にありがとうございます！また青桃さんは書いていきたいのでもしまた巡り会えましたらよろしくお願いいたします🥰 (2023年2月20日 13時) (レス) id: d8343dd607 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - でも天邪鬼桃ちゃんが可愛かったので末長くお幸せにという気持ちです💕素敵な青桃に癒されました！何度も読み返させて頂きます♥️ (2023年2月19日 23時) (レス) id: 127582e3c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かみぶくろ
| 作成日時：2023年2月11日 17時
