思いもよらない ページ10
『私が在学中に貰ったトロフィーの方が立派だったわ』
家に帰るや否や机の上にトロフィーをおいて不貞腐れた様子のA
Aは知りもしないと思うが、あの後Aが俺たちの師匠だと言うことがバレて、今まで俺たちに見向きもしなかった貴族達が大量に押し寄せてきた
大人数で同時に喋りやがるせいで聞き取れねぇし、香水の匂いでゾムは酔って倒れるし…
ni「予想はしてたけどこんなごっついトロフィー貰ってくるとは…」
『いいじゃない。気分転換にはなったわ__
その瞬間ガタンッと玄関から大きな音が鳴った
なんの音かはわからないが、警戒するに越した事はない
玄関を兄さんが見に行くと、
そこにいたのは倒れ込んだボロボロの鬱の姿だった
ni「おい！どうしっ……お前、コレ…！」
『何があったの？…ぇ…』
兄さんが体を起こし、状態を確認しようとした時目に飛び込んできたのは半分以上欠けている鬱の片目に付いている冥海のクリスタルだった
始まりの魔女の遺物はそう簡単には壊れない。となると、相当無理矢理クリスタルを奪ったのだろう
ut「ぅ"…A、ちゃ…」
『っ、誰にやられたの？』
ut「それ、が…わからんねん。記憶に鍵かけられた、みたいに…思い、出されへん」
『そんな…』
ni「とにかく回復魔法かけて寝かせてくる」
そう言って兄さんが鬱を担ぎリビングのソファに寝かせた
回復魔法で治療しながら、記憶にかけられたであろう魔法を探している
gr「…確認なんだが、遺物を奪ったところでその遺物に認められない限りは意味がないんじゃないのか？」
『そうね、基本的にはそうだわ』
gr「なら鬱からクリスタルを取ったやつは何がしたいんだ？」
『遺物に認められなければ遺物の力は使えない。でも魔法を使う媒体にしたり魔法薬の材料になら使えるの』
tn「だからってこんな事…」
『ひどすぎるわ』
zm「な、なぁ…これって一生治らんの？欠けたままなん？」
『遺物に関しては私も余り詳しくないのよ』
os「……治そうと思えば治せるんちゃう？知らんけど。はー悪趣味やわぁ…」
ni「治せるんならちょっとは手伝えよ！」
os「やーだ。マスターの治療なら喜んでやるけど野郎の治療とかめんどくさすぎて吐くわ」
この人は変わらない。なんて言おうとしたが
俺はこの時のオスマンの態度に少し違和感を覚えた
何故この人はここまで他人主義なのか、魔王の余裕とやらとは少し違うようにも感じる
何故ここまでA意外を拒む
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立夏*Blessing - コメント失礼します、！小説と関係なくて申し訳ないんですけど3年くらい前に話したことある記憶あるものなんですけど覚えてたりしますか、、、？ (3月17日 21時) (
レス) id: 8c955eb6e7 (このIDを非表示/違反報告)
なな - コメント失礼します！夢小説で泣きそうになったのは初めてです…。設定もすごく凄い（語彙皆無）ですし、zmさんのところだけ違うのもまた素敵で好きです！はたしてniさんは何者なのか…考えるのが楽しくて仕方がないです！更新待ってます！無理はしないでください！！ (12月9日 21時) (レス) id: ff8a2b04ae (このIDを非表示/違反報告)
ぽ - grさんがリーダーのようなものをしているのもあって、とても強いという設定を多く見かけるのですが、grさんが普通の子供として書かれているのが新鮮でいいです。杖に使い慣れていないはずなのに使えているのが天空人の強さを表していて素敵です。更新頑張ってください。 (10月22日 15時) (レス) @page22 id: cb2f978ff8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽ - 感じました、魔王とアンデットの強さの表現もあり没頭してしまいました…ログインしようか迷うほどです笑、更新頑張ってください、応援しております。最近寒くなったり暑くなったりと寒暖差がありますのでお身体にはお気をつけて…。 (10月21日 14時) (レス) @page21 id: cb2f978ff8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽ - わお…だいぶ前の作品もよかったですが今のこの作品は…語彙力がすごく上がっていてかっこいいにもかかわらず笑えるような要素も詰め込んである…さては色んな小説読んで勉強しましたね…？努力を感じます…何よりosとrbrが破壊するところの書き方がとても臨場感？を (10月21日 13時) (レス) @page21 id: cb2f978ff8 (このIDを非表示/違反報告)
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