仕事 ページ4
A side
あの子達を学校へと見送って、新聞を読む兄さんの向いに座って紅茶を飲んでいると家のドアが数回なった
『ロボロ〜出て〜』
rbr「はいはい、どちらさんで……げ、チーノ…」
ci「人の顔見て第一声それとか傷つく」
やってきたのはチーノの様で、彼の身長より少し低いドアを屈んで潜って、カバンの中から一枚の写真と契約書を見せた
ci「胡散臭そうな貴族からの依頼なんですけど、この写真見てや。ほら、これロボロよなぁ」
チーノが写真を指さしてそう言った
その写真の中にいたのは、服装さえ違えどロボロだった
正確に言えば、ロボロの外側
アンデットは体を失った魂を別の体に入れて人工的に作り出したもの。要は外側と中身は別人なのだ
rbr「俺の外側やな」
ci「やろ？しかもこの契約書に報酬は命ってあんねんな？マジ怪しいよな」
os「命ぃ？そんくらい勝手に狩れるやろ。怪し」
ci「しかもこの依頼を、俺以外の死神複数にもしてるらしくて、下手したらロボロさん危ないなと思って知らせにきた」
チーノの話を横耳に、写真をよく見ると服装と家紋でどこの家族かはわかったものの、千年以上前にアンデットになったロボロをなぜ今頃探しているのか、
それに、死神に依頼するだなんで、そうでなくてはいけない理由があるはずだ
rbr「なぁマスター」
『どうしたの？』
rbr「この件さ、俺に任せてくれへん？」
os「は？アンデットと死神とかクッソ相性悪いし、下手したらお前触れられただけでゲームオーバーやのに何言うてんねん」
rbr「だからこそや。千年以上前から時間が止まったこの体が欲しいんやったら何か企んでるはずや。でも今チビどもはようやく入学できたんや。巻き込みたない」
os「学校行ってる間やったらええやんけ。チーノくらい連れて行けや」
rbr「あかん。俺の問題や」
os「っ、お前ッ！お前まで死んだら次こそマスターは壊れんぞ！」
rbr「俺は死なん」
os「ッ…好きにせぇアホ」
『ロボロ…』
rbr「大丈夫やってマスター」
そう言ってロボロが写真と契約書を持って家を出た
アンデットは魂と体が無理矢理結びついている為、剥がしやすい
一方で死神とは魂を奪う存在
本来は硬く結びついた体と魂を剥がすために、皆がよく知る鎌などを使うのだが、剥がしやすいアンデットは最悪触れられただけでも魂を抜き取られてしまう
だからこそ、心配なのだ
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立夏*Blessing - コメント失礼します、！小説と関係なくて申し訳ないんですけど3年くらい前に話したことある記憶あるものなんですけど覚えてたりしますか、、、？ (3月17日 21時) (
レス) id: 8c955eb6e7 (このIDを非表示/違反報告)
なな - コメント失礼します！夢小説で泣きそうになったのは初めてです…。設定もすごく凄い（語彙皆無）ですし、zmさんのところだけ違うのもまた素敵で好きです！はたしてniさんは何者なのか…考えるのが楽しくて仕方がないです！更新待ってます！無理はしないでください！！ (12月9日 21時) (レス) id: ff8a2b04ae (このIDを非表示/違反報告)
ぽ - grさんがリーダーのようなものをしているのもあって、とても強いという設定を多く見かけるのですが、grさんが普通の子供として書かれているのが新鮮でいいです。杖に使い慣れていないはずなのに使えているのが天空人の強さを表していて素敵です。更新頑張ってください。 (10月22日 15時) (レス) @page22 id: cb2f978ff8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽ - 感じました、魔王とアンデットの強さの表現もあり没頭してしまいました…ログインしようか迷うほどです笑、更新頑張ってください、応援しております。最近寒くなったり暑くなったりと寒暖差がありますのでお身体にはお気をつけて…。 (10月21日 14時) (レス) @page21 id: cb2f978ff8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽ - わお…だいぶ前の作品もよかったですが今のこの作品は…語彙力がすごく上がっていてかっこいいにもかかわらず笑えるような要素も詰め込んである…さては色んな小説読んで勉強しましたね…？努力を感じます…何よりosとrbrが破壊するところの書き方がとても臨場感？を (10月21日 13時) (レス) @page21 id: cb2f978ff8 (このIDを非表示/違反報告)
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