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夫人「かと言え、私もこの魔女裁判に乗り込んでしまった。ただでは済まない事はわかっています。だから、せめて貴方達だけでも…」
堂々と裁判所の真ん中を歩き、グルッペンの元まで夫人は足を進めた
その後ろ姿はかつてスラムで見た彼女とは違い、誇り高き貴族の堂々たる佇まいだ
夫人「グル、この指輪を。きっと役に立つわ」
gr「始まりの魔女の遺物…」
グルッペンが夫人から受け取った指輪をはめた
掌握者の指輪は本来、他人の主導権を握る効力を持つ
あの子ならきっと使いこなせるはず
後ろで待機していたロボロに手枷を外してもらい、グルッペンの元へと向かった
背後でオスマンがまた遺物が他の者の手に渡ったことに対してこの上ないほどキレているが一度置いておこう
『フューラー夫人。貴方はもといた家へ帰るべきよ』
夫人「できる事ならそうしたいのだけれど、生憎あの家には私の味方がいないの」
モンティナ家に乗っ取られたフューラー家に、レディの居場所が無いのは明白だが、それでも彼女が罰を受けるのは間違っている
zm「あんな、俺忍び込んでる時に見てんけど使用人？の人達みんな疲れ果ててて、フューラー様が帰って来られるまでの辛抱だって言うてたで？」
夫人「！…まだ、みんな私の帰りを…」
zm「みんな待ってるからちゃんと帰りや！グルッペンのおかあさん！グルッペンの事は任せとけ！」
そう言ってゾムが得意げに大きな尻尾を振った
さて、ここからどうしてやろうかと周りを見回すと、逃げようにも会場から出ることが出来ず怯えている観客達
俯いている貴族
あまりに滑稽だ
『グルッペン、みんなを連れて外へ出なさい』
gr「わかった。……A、は？」
グルッペンが言い終わる前にオスマンとロボロ除く全員を出入り口付近にワープさせる
これで思う存分暴れられる
私はまだ帰らないわ
『まだここで踊っていたいのよ。ふふっ…2人とも、全部壊して』
os「はぁいマスター♡」
rbr「仰せのままに」
私を中心に広がっていく風。その風があたりを巻き込み会場の柱にヒビが入り始めた
観客達の悲鳴と、貴族が焦って交渉を持ちかけてくる声だけが聞こえる
こちらの話は何一つ聞かなかった癖して何故お前らの話を聞かなきゃいけないんだ
貴族「ま、待て！金でも地位でもなんでもやるから！」
os「うっさいわ」
オスマンが貴族に手をかざすと、貴族の上半身だけが消え
背後では既にロボロによる殲滅が終わっていた
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立夏*Blessing - コメント失礼します、！小説と関係なくて申し訳ないんですけど3年くらい前に話したことある記憶あるものなんですけど覚えてたりしますか、、、？ (3月17日 21時) (
レス) id: 8c955eb6e7 (このIDを非表示/違反報告)
なな - コメント失礼します！夢小説で泣きそうになったのは初めてです…。設定もすごく凄い（語彙皆無）ですし、zmさんのところだけ違うのもまた素敵で好きです！はたしてniさんは何者なのか…考えるのが楽しくて仕方がないです！更新待ってます！無理はしないでください！！ (12月9日 21時) (レス) id: ff8a2b04ae (このIDを非表示/違反報告)
ぽ - grさんがリーダーのようなものをしているのもあって、とても強いという設定を多く見かけるのですが、grさんが普通の子供として書かれているのが新鮮でいいです。杖に使い慣れていないはずなのに使えているのが天空人の強さを表していて素敵です。更新頑張ってください。 (10月22日 15時) (レス) @page22 id: cb2f978ff8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽ - 感じました、魔王とアンデットの強さの表現もあり没頭してしまいました…ログインしようか迷うほどです笑、更新頑張ってください、応援しております。最近寒くなったり暑くなったりと寒暖差がありますのでお身体にはお気をつけて…。 (10月21日 14時) (レス) @page21 id: cb2f978ff8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽ - わお…だいぶ前の作品もよかったですが今のこの作品は…語彙力がすごく上がっていてかっこいいにもかかわらず笑えるような要素も詰め込んである…さては色んな小説読んで勉強しましたね…？努力を感じます…何よりosとrbrが破壊するところの書き方がとても臨場感？を (10月21日 13時) (レス) @page21 id: cb2f978ff8 (このIDを非表示/違反報告)
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