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ci side
ci「はぁ…」
魔女様に一通りの情報を引き渡して、自分の店へと帰ってきた
さっきの仕事は久しぶりに腕がなったな。いつも迷子の猫探せとか、浮気調査とか
てか表向きは普通に葬儀屋なんですけど
まぁ仕事がないよりかはマシか
古びた椅子に腰掛けて、目の前の机に足を乗せると木が軋む音が部屋に鳴り響いた
瓶底眼鏡を机の上に置いて椅子に全体重をかけながら先ほどの事をふと思い出していた
魔女裁判というワードに対して異常に反応した事、かといって焦るわけでもなかったな
強いて言えば…
ci「因縁の相手…？的な感じやったなぁ…」
魔女裁判自体珍しいことでも無い
もっと昔は頻繁に行われ、数々の無罪の人々が無理矢理罪を着せられて殺されていた
だが人々も馬鹿では無い。魔女と言い切った人物が魔女でないことも知っていたし、無論魔法があることも知っていたのだ
そしてその魔法を力と称して貴族ほど魔法を使いたがった
貴族が基本の社会で、貴族が魔法を使い始めたのならそれを認めざるおえない
こうして魔女裁判は廃れていき、魔女という存在も認められるようになってきたが、全部が全部そうというわけにもいかず、地方では魔女を嫌う習慣が根強く残っていたり、魔法そのものを病だとする所もある
大方、魔女様のところにいるトントンもそんな地方生まれだったのだろう
だから家族を殺された、逃げ切った彼にもマフラーの下に痛々しい傷跡が残っている
魔法は世界が発展して良い事を施すだけでなく、強い光の裏には必ず影が存在するもので、その光が強ければ強いほど、影も強くなる
今回の魔女裁判だってあのモンティナ家が行うのだから、どうせ金に物を言わせて魔女裁判の真似事をするつもりなのだろう
とんだ茶番だ
あらかじめ負けが用意されてる裁判なんて、裁判と言えるのだろうか
ci「…ちょっと待てよ」
出身がモンティナ家ならグルッペンは何故スラムにいた
そしてグルッペンと共に消えた遺物は今どこに？
魔女様の所にグルッペンがいると何故バレた？
何故今更グルッペンを連れ帰ろうとしている？
答えはまだ出ない。出るわけがない
さっき魔女様が来る前にトントンが来た。なけなしの金で情報を売ってくれと、そして魔女様が来たら連絡をして欲しいと、そう言っていた
まさか、本気で魔女裁判で勝つ気でいるのだろうか
ci「ははっ…恐ろしいやつ…」
ただ、楽しそうだ
何か企んでいるのならその案に乗ろう
死神は遊戯に飢えているのだから
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立夏*Blessing - コメント失礼します、！小説と関係なくて申し訳ないんですけど3年くらい前に話したことある記憶あるものなんですけど覚えてたりしますか、、、？ (3月17日 21時) (
レス) id: 8c955eb6e7 (このIDを非表示/違反報告)
なな - コメント失礼します！夢小説で泣きそうになったのは初めてです…。設定もすごく凄い（語彙皆無）ですし、zmさんのところだけ違うのもまた素敵で好きです！はたしてniさんは何者なのか…考えるのが楽しくて仕方がないです！更新待ってます！無理はしないでください！！ (12月9日 21時) (レス) id: ff8a2b04ae (このIDを非表示/違反報告)
ぽ - grさんがリーダーのようなものをしているのもあって、とても強いという設定を多く見かけるのですが、grさんが普通の子供として書かれているのが新鮮でいいです。杖に使い慣れていないはずなのに使えているのが天空人の強さを表していて素敵です。更新頑張ってください。 (10月22日 15時) (レス) @page22 id: cb2f978ff8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽ - 感じました、魔王とアンデットの強さの表現もあり没頭してしまいました…ログインしようか迷うほどです笑、更新頑張ってください、応援しております。最近寒くなったり暑くなったりと寒暖差がありますのでお身体にはお気をつけて…。 (10月21日 14時) (レス) @page21 id: cb2f978ff8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽ - わお…だいぶ前の作品もよかったですが今のこの作品は…語彙力がすごく上がっていてかっこいいにもかかわらず笑えるような要素も詰め込んである…さては色んな小説読んで勉強しましたね…？努力を感じます…何よりosとrbrが破壊するところの書き方がとても臨場感？を (10月21日 13時) (レス) @page21 id: cb2f978ff8 (このIDを非表示/違反報告)
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