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ci「情報集め終わりましたよ」
『ありがとう』
先程の姿とは違い、いつもの姿に戻ったチーノが大量の資料を手にやってきた
制限時間３時間もなかなかにきついと思ったのだが、一時間半で完了するのは流石といったところだろう
情報屋でもあるチーノは見た目を変えることも容易い為、様々な姿に返信して情報を集める
今見ているこの姿でさえ、本物とは限らない
ci「グルッペンに関する資料です。確かにモンティナ家の息子やな…6年あたり前から行方不明になってて、でも６年前から行方不明の割には捜索願の数が少ない。ホンマにたまたま街で見つけたから連れて帰ったんでしょうね」
『モンティナ……聞いたことがある名前だけど、それほど強い貴族じゃなかったはずよ』
ci「その辺は貴族同士で政略結婚でもあったんでしょう」
『そうね』
机いっぱいに広がった資料に一枚ずつ目を通す
一人の人間を資料だけで表すのは中々に困難だが、グルッペンは６年前からの記録が一切無い
私と出会う数年前から記録がないのだ
貴族の子でありながら、スラムにいたのは何故？
ci「あと、ちょっと関係ないかもですけどグルッペンが行方不明になったときあたりから、始まりの魔女の遺物が一つなくなってるんですよ」
『時期が被っただけだと思いたいわね』
ci「そうですねぇ…」
いつもはあの子達がいて賑やかな家の中が、紙が擦れる音と淡々とした話し合いの声の音が響くくらいには静まり返っている
沈みかけた日の光が窓から差し込んで、空気中のホコリが光を反射してきらきらと光っている光景が嫌に目に入った
このままグルッペンを取り返したとしても、貴族とのいざこざは免れない
最悪の場合…オスマンに貴族を消さす、か
そんなことを考えていた時カン、と窓に硬いものが当たったような高い音がなった
念のため、と魔力を持つものが反応するように仕掛けたトラップが発動しなかったのを見ると、魔物でも敵でもないようだ
ci「見てきますよ〜………ん、伝書鳩？」
『なにか手紙を出した覚えは無いわよ』
ci「どうぞ」
『ありがとう』
鳩の足につけられた手紙を外すと、鳩は元来た方向に飛び立っていった
少し折れてしまっている手紙を開いた
そこに書いてあった内容を読んで、一瞬呼吸が止まった
あぁ、1500年ぶりだ
いつぞやの私を一度殺した儀式
数々の人を殺して晒し上げにした儀式
『魔女裁判への招待状……ね』
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立夏*Blessing - コメント失礼します、！小説と関係なくて申し訳ないんですけど3年くらい前に話したことある記憶あるものなんですけど覚えてたりしますか、、、？ (3月17日 21時) (
レス) id: 8c955eb6e7 (このIDを非表示/違反報告)
なな - コメント失礼します！夢小説で泣きそうになったのは初めてです…。設定もすごく凄い（語彙皆無）ですし、zmさんのところだけ違うのもまた素敵で好きです！はたしてniさんは何者なのか…考えるのが楽しくて仕方がないです！更新待ってます！無理はしないでください！！ (12月9日 21時) (レス) id: ff8a2b04ae (このIDを非表示/違反報告)
ぽ - grさんがリーダーのようなものをしているのもあって、とても強いという設定を多く見かけるのですが、grさんが普通の子供として書かれているのが新鮮でいいです。杖に使い慣れていないはずなのに使えているのが天空人の強さを表していて素敵です。更新頑張ってください。 (10月22日 15時) (レス) @page22 id: cb2f978ff8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽ - 感じました、魔王とアンデットの強さの表現もあり没頭してしまいました…ログインしようか迷うほどです笑、更新頑張ってください、応援しております。最近寒くなったり暑くなったりと寒暖差がありますのでお身体にはお気をつけて…。 (10月21日 14時) (レス) @page21 id: cb2f978ff8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽ - わお…だいぶ前の作品もよかったですが今のこの作品は…語彙力がすごく上がっていてかっこいいにもかかわらず笑えるような要素も詰め込んである…さては色んな小説読んで勉強しましたね…？努力を感じます…何よりosとrbrが破壊するところの書き方がとても臨場感？を (10月21日 13時) (レス) @page21 id: cb2f978ff8 (このIDを非表示/違反報告)
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