＊ ページ14
「グルじゃないか！」
gr「は……俺？」
「今までどこに行ってたんだ！探したんだぞ。さぁ帰ろう」
gr「ちょ、」
全く見覚えのない貴族が俺の名前を連呼し、さも身近な者であるかのような口ぶりで話しかけてくる事に困惑が隠せないままでいると、貴族が帰ろうと訳の分からない事を言い俺の腕を引っ張る貴族と俺の間にトントンが割って入った
tn「誰ですか…グルさんになんか用事でしょうか？」
「ッ汚らわしい下民が私の息子に触れるな！！」
tn「っい"、」
gr「トントン！」
目の前の男の拳がトントンの頬を殴った
周りの人々がざわつき始めたが、誰も助けには来ない
唇の端が切れたのか、口の端から血を流しているトントンは静かに立ち上がり、貴族の前に立ちはだかった
tn「別に殴ろうが何してもええけど、グルさんは連れて帰るからな」
「このガキｯ！」
再びトントンに手を上げようとする貴族にゾムが止めに入ると待機していた護衛の兵士たちが周りを取り囲んだ
一体なんなんだ、何が起きているんだ
護衛の兵士が当然かのように刀を抜いたのが目に入り、このままだとトントン達が殺されると思い咄嗟に貴族の手を掴んだ
gr「わかった、帰る。帰るから…もう、やめてくれ」
「わかればいいんだグル。さぁ帰ろう」
tn「ｯグルさん！」
kn「…グルッペン。任せとけ」
gr「！…任せた」
そのまま貴族について行き、嫌なほど派手な馬車に乗せられた
目の前の男は微笑みながら俺を見ているが、俺からしたらこんなの誘拐でしかないからな
ガンっと大きな音が鳴り馬車が動き出す
どこに連行されるのだろうか、こんなに権力を持った貴族と関わった覚えも見覚えも無いのだが
とにかく、今は助けが来るまでやり過ごすしかない
.
.
kn side
tn「なんで止めんかったんや！！！」
kn「落ち着けって」
tn「っまだ、まだ止められたかも知れへんかったやろ！」
kn「あんなぁ、お前…グルッペンは俺らの事守ったんやぞ。それに例え止めれたとしてもAに迷惑かける」
tn「…でも……」
kn「俺らには俺らでやる事があるやろ！」
トントンに渡したのは小型のトランシーバー
当の本人は何が何だかわからないといった顔をしているが、グルッペンが馬車に乗せられる前にゾムがお得意の透明化の花を咲かせて、馬車の中に潜り込んだのを俺は見ていた
ゾムは今グルッペンと一緒にいる
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立夏*Blessing - コメント失礼します、！小説と関係なくて申し訳ないんですけど3年くらい前に話したことある記憶あるものなんですけど覚えてたりしますか、、、？ (3月17日 21時) (
レス) id: 8c955eb6e7 (このIDを非表示/違反報告)
なな - コメント失礼します！夢小説で泣きそうになったのは初めてです…。設定もすごく凄い（語彙皆無）ですし、zmさんのところだけ違うのもまた素敵で好きです！はたしてniさんは何者なのか…考えるのが楽しくて仕方がないです！更新待ってます！無理はしないでください！！ (12月9日 21時) (レス) id: ff8a2b04ae (このIDを非表示/違反報告)
ぽ - grさんがリーダーのようなものをしているのもあって、とても強いという設定を多く見かけるのですが、grさんが普通の子供として書かれているのが新鮮でいいです。杖に使い慣れていないはずなのに使えているのが天空人の強さを表していて素敵です。更新頑張ってください。 (10月22日 15時) (レス) @page22 id: cb2f978ff8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽ - 感じました、魔王とアンデットの強さの表現もあり没頭してしまいました…ログインしようか迷うほどです笑、更新頑張ってください、応援しております。最近寒くなったり暑くなったりと寒暖差がありますのでお身体にはお気をつけて…。 (10月21日 14時) (レス) @page21 id: cb2f978ff8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽ - わお…だいぶ前の作品もよかったですが今のこの作品は…語彙力がすごく上がっていてかっこいいにもかかわらず笑えるような要素も詰め込んである…さては色んな小説読んで勉強しましたね…？努力を感じます…何よりosとrbrが破壊するところの書き方がとても臨場感？を (10月21日 13時) (レス) @page21 id: cb2f978ff8 (このIDを非表示/違反報告)
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