bite05 ページ5
＊
「ほぉ…で、ここに来たと」
「春華、ゴメン」
化学大好きな私の友人、春華
「なんだなんだ、どっちも飲んだのか」
ニヤニヤと嬉しそうにそう言った
「本当は片方私が飲んだの…」
「Aにその症状が出ても面白かったのに〜」
ムフフと笑うと、化学室の中を動き回る彼女
「そろそろ来るんでしょ？2人」
ニヤリと笑った瞬間、その通り
メールで呼んでおいた、真冬と彼方が化学室の扉を開けた
「…遅くなった」
「ようこそ〜相川君と一ノ瀬君」
2人を私の両脇に座らせると
「私が、2人に猫耳が生えるジュースを作った人だよ」
だなんて呑気に自己紹介を始めた
「…2人とも症状抑えたいでしょ？」
春華は彼方と真冬にそう呟くと
「ジャジャーン！いいお薬がありますよ〜」
なんて言いながら、液体を持ってきた
「春華…それ大丈夫なの？」
「あー、これシロップだよ！」
コーヒーとかに入れるガムシロップ
どうやら、それを飲めば症状が抑えられるとか言うのだ
「怪しいなぁ…本当」
苦笑いをする私に彼女は笑う
すると、彼方は
「やだ…俺は飲まなくても抑えられるし」
「は？？彼方さん絶対抑えられませんって！」
どうやら、怪しすぎて飲みたくないらしい。
「僕はAのこと傷つけたくないから飲みますよ！」
わかる、彼方わかるよ。と心の中で思っていたら、真冬は例のシロップを少量グッと飲んだ
「甘っ…」
「…え"…飲んだの」
「…偉い？…僕も飲んだことには罪があるからね…これでおあいこだよ？A」
ニコニコと笑うと彼は化学室から出た
まだ、部活でやることがあるらしいのだ。
「一ノ瀬君は飲まないの？」
「飲まないです」
「あはは、そうだよね〜一ノ瀬君くらいなら1週間くらい耐えれるよね」
クスクスと笑った春華が彼方にそう言った
「え？」
どういうことか全然わからない私に
春華は
「あの猫耳生えちゃうやつは1週間だけだよ」
流石に、永遠には
私が戻せなかった時困るでしょ？
と笑う
「彼方……」
「…心配しないで…たぶん大丈夫。」
彼らが1週間、猫耳が生えずにいられるのか
私は心配でたまらない
_____________________________
「なんで…ずっとAの近くにいられるの…」
彼方さんは…
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ちょこ - とてもよかったです！その後話がもっと欲しい！ (2021年3月9日 15時) (
レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - 桜さん» どちらか選んだら、あとあとどちらも〜ってなりそうで考え出したら止まらないですよね^^。桜さんが授業中にニヤニヤしてしまうストーリーが考えられたならとても嬉しいです (2019年9月15日 21時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - うおおおおおおおお！！！うほーーーーー！！！ｳﾎｳﾎｳﾎｳﾎ←ゴリラ (2019年9月12日 19時) (レス) id: 03a9afc29d (このIDを非表示/違反報告)
桜 - どっちかを選ぶとしたら、選べない！幼馴染みのまふくんもいいけど、いつも笑顔の無意識系あざとい王子も捨てがたい…。授業中に妄想してしまう…！ (2019年9月11日 19時) (レス) id: 03a9afc29d (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - 桜さん» 幼馴染設定、結構いいですよね！！使いやすくて、気づいたら使ってしまいます(^^) (2019年9月10日 23時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rmd | 作成日時：2019年8月25日 22時
