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＊
「ん？何もなかった？？」
次の日、友人に真冬が飲んだことを伝えると
おっかしいなー。なんて言った。
「実は、あれどちらかに狼になる薬入れてたんだよ〜、相川君か一ノ瀬君のどちらかが狼になってAに襲いかかるのを期待してたんだけどな〜」
ペラペラと言われたが
まさか、片方がやばいものと言われていることに気づいていないわけじゃない
「え？片方やばいの？」
と聞いたが、片方飲んでしまった自分にそんな症状が出ているわけでもない
え、え、これどうしよ〜
数日後に自分に症状でたら
絶対真冬がそっち飲んでくれなかったこと影で怒るだろうなぁ。
なんて思いながら
「失敗かぁ」
とショックを受ける彼女に
本当は片方自分が飲んだなんて言えないまま放課になった
スマホを見ると
真冬から、空き教室に来て欲しいと連絡が来ていた
あーいつものところか。なんて思いながら
彼女に手を振る
＊
＊
＊
「真冬ーどうしたー」
扉を引くと
なんか奥から泣いてるような声が聞こえる
「真冬？？」
奥の椅子に小さくなってる真冬がいて
どうしたのかと思って近づくと
「……ねぇ、どうしよう」
両手をパシッと掴まれて
潤んだ瞳で私を見つめる彼
私はすぐに気づいてしまった。
「猫…耳…」
「ねぇ！！なにこれ！僕こんなのなかったよね？！」
ああ、よかった。飲んだのは真冬だったらしい
え？本当によかったのだろうか
「耳…出てるね」
「うん…僕ね、たぶん昨日のアップルティーだと思うんだ」
あーでも、自分で飲んだじゃん。
と言いたいところだったが
今の真冬にそんなことを言ったら
大泣きされてしまう
「………か、かもねぇ」
と呟くと
目からぽろぽろと涙を流す
「どうしよう！！！！」
そう言われても、どうしたらいいかなんてわかるわけもなくて
とにかくあの子に聞かなくちゃと思った。
「とりあえず、この耳とかどうしようね」
なんて言っても真冬はうるうるとさせながら口を開いた
「……あのアップルティー…彼方さんにも飲ませちゃいました」
「え」
「や、やばいですよね」
どうしようと焦る彼を目の前に
目を点にしてる私。
なんとも言えない、
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ちょこ - とてもよかったです！その後話がもっと欲しい！ (2021年3月9日 15時) (
レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - 桜さん» どちらか選んだら、あとあとどちらも〜ってなりそうで考え出したら止まらないですよね^^。桜さんが授業中にニヤニヤしてしまうストーリーが考えられたならとても嬉しいです (2019年9月15日 21時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - うおおおおおおおお！！！うほーーーーー！！！ｳﾎｳﾎｳﾎｳﾎ←ゴリラ (2019年9月12日 19時) (レス) id: 03a9afc29d (このIDを非表示/違反報告)
桜 - どっちかを選ぶとしたら、選べない！幼馴染みのまふくんもいいけど、いつも笑顔の無意識系あざとい王子も捨てがたい…。授業中に妄想してしまう…！ (2019年9月11日 19時) (レス) id: 03a9afc29d (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - 桜さん» 幼馴染設定、結構いいですよね！！使いやすくて、気づいたら使ってしまいます(^^) (2019年9月10日 23時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rmd | 作成日時：2019年8月25日 22時
