佐久間の妹

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Side.S




言われた場所に着くとお店の前で××さんに支えられながら立ってるAを発見




佐久間「××さん！」


××「あ、佐久間さん
すみません、私達が飲ませ過ぎちゃって…」


佐久間「こちらこそAがご迷惑をお掛けしてすみません」


『あれぇ、おにぃがいる〜！んふふ』




酔っ払いすぎ




××「Aちゃん、お兄さんと一緒に帰ってね」


『はぁ〜い』


××「もしAちゃん二日酔いが酷かったら明日休んで良いんで…」


佐久間「朝起きたら伝えておきます」




ほら帰るよ、とAを支えながら近くに止めた車まで歩く




佐久間「A、水飲む？」


『いらなぁい』




舌っ足らずな喋り方が少し可愛い




佐久間「何でそんなに飲んじゃったの？」


『んふふ、たのしかったからぁ』




楽しかったのは良い事だけど…




『おにぃ、コンビニよって〜！』


佐久間「え、お酒はもう買わないよ？」


『おさけじゃないもん』


佐久間「じゃあ何？」


『ぷりん！』




最寄りのコンビニに寄り、プリンを買って帰る




フラフラしてるAをソファに座らせ、水とプリンを渡す




『おにぃ、あかない』




プリンが開けられないらしい




Aは酔うといつもこう




普段は俺の事を"大介"って呼ぶくせに酔っ払うと昔みたいに"おにぃ"って呼んで甘えたになる




そんな所も可愛いけど




佐久間「開いたよ、どーぞ」


『ありがとぉ！おにぃはやっぱりやさしいね』


佐久間「そう？」


『××さんたちもおにぃのこと褒めてた』




どうやらの飲み会でSnowManの話になったらしい




身近で働くスタッフさん達に褒めてもらえるのはやっぱり嬉しい




佐久間「プリン食べたらお風呂入って寝な」


『はぁーい』




部屋に行きパジャマに着替えてリビングに戻るとAがソファで寝てる




佐久間「A、寝るなら部屋行きな」


『んん…』




声を掛けても体を揺すっても起きない




しょうがない




Aをお姫様抱っこして部屋に運ぶ




寝顔は昔と変わらないな




いつになっても俺の可愛い妹だわ




佐久間「おやすみA」




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