ジャージを貸してもらってみた ページ15
〜日向翔陽〜
「は、はひ!どうぞ!!」
先に連絡を貰っていたので2年の教室まで届けてくれる。『私から取りに行ったのに』と言うと、
「その、なんか早く先輩に会いたくて……!」
へへっ、と頬を掻きながら笑う顔が可愛いが内心、
(2年生の人達に瑞稀先輩には俺がいるって分からせたかったなんて言えない……)
と実は焦っていた。
〜影山飛雄〜
「忘れたんすか?」
そう言いながら渡してくれる。『いや、彼ジャーしたい!』と言うと、「彼ジャー?」と首を傾げるので説明する。すると途端に顔が赤くなり、
「そ、それならずっと俺のジャージ着てて欲しい、です」
学年が違う事を前から気にしていたのでジャージで2年男子に牽制したくなった。
〜月島蛍〜
「いや、サイズ全然合わないですよね」
彼女から『彼ジャー選手権するから貸して!』と言われるが物凄く迷惑そうな顔になる。友達とどれくらいのオーバーサイズが1番可愛いか研究しているらしいが
(他の男子もいる学校で僕のジャージ着て歩くとか絶対無理なんだけど……)
意外に独占欲が強くて彼女の可愛い格好を見せたくない。
〜西谷夕〜
「おう!いいぞ!」
ジャージを忘れたので彼に『寒いから貸してー』と言うとすぐに持ってきてくれる。その場で着ると、
「はっ!これが、彼ジャー……!」
と目をキラッキラさせて見てくる。『なんか物凄く脱ぎたくなってきた……』とボソッと言うと、
「何でだ!?かわいいぞ!?」
とデカい声で言われるので周りの目線が痛い。
〜国見英〜
「勝手に持って行って良いですよー」
とカバンを指さすので勝手に漁る。『あ、お菓子めっけ!』と塩キャラメルをポケットにしまうので、
「待て待て待て。何持っていこうしてるんですか」
と彼女のポケットに手を突っ込み回収する。そして、カバンからジャージを取り、投げてくる。
「今日使わないから部活まで持ってて下さい」
『塩キャラメルは?』
「これはダメです」
と舌を出してくる。
〜二口堅治〜
「午前中使ってたからクセーかもしんねぇぞ」
そう言いながら顔面にぶん投げてくる。『じゃあ顔に投げるな!』と怒ると、
「はっ!忘れたお前がわりぃ」
と鼻で笑われるので仕返しに廊下で大声で『見てー!二口瑞稀ー!』と叫ぶ。
「!!?てめー!!なんつー事叫んでんだ!!」
と慌てて止めに走る。
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瑞稀(プロフ) - いもりさん» コメントありがとうございます!喜んでもらえて嬉しいです(*^^* (3月13日 7時) (レス) id: fdd2edd23d (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - あいうえおさん» コメントありがとうございます!嬉しいです😭 (3月13日 7時) (レス) id: fdd2edd23d (このIDを非表示/違反報告)
いもり - とっとと起きろドブスwwww起こし方よwww連投すみません面白くてw (3月13日 1時) (レス) @page40 id: 20a9a81cbb (このIDを非表示/違反報告)
いもり - 西谷ああああああああぁぁぁ普段可愛いのに姫だっこの時ベット運ぼうとするって...!反則じゃないですかあああああ (3月13日 0時) (レス) @page25 id: 20a9a81cbb (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - 最高ですね大好きです (3月13日 0時) (レス) @page7 id: 20a9a81cbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑞稀 | 作成日時:2023年6月18日 18時