酔っ払った夢主に『キスして』とせがまれたら ページ41
※大人設定※
※付き合ってません※
「馬鹿なの。早く水飲んで」
そう言って彼女の頬に水の入ったコップを押し付ける。
(ほんとありえない。こんな酒癖悪いとか……今までの飲み会やばかったんじゃないの……)
初めて見る夢主の姿に頭を抱える。
(同窓会参加して正解だった……こんなのお持ち帰りされても文句言えないって分かってんのかな……)
未だに『キスしてよー』と肩に頭をグリグリ押し付けてくる彼女にイラッとしつつ無理矢理水を飲ませる。
「早く飲みきって。……飲んだら2人で抜けるよ」
『……え?』
「飲んだ?じゃあ行くよ」
そう言って彼女の手を掴み早歩きで会場から出て行く。そして近くの公園まで来てようやく立ち止まるがそのまま彼女に背を向けたまま、
「……あのさ、いつもあんな事言ってるの?」
『え……何が……?何怒ってるの……?』
「キスして、って……自分が何言ってんのかちゃんと理解してる?」
そう言いながら振り向くと彼女が視線をずらすように俯く。それを見てつい強い口調で、
「あんまり色んな男に見境なく言わない方が良いよ。軽い女って思われても文句言えないよ」
そこまで一気に言うと(さすがに言い過ぎた……)と後悔しながら俯く彼女の顔を覗き込むと静かに涙を流していてギョッとする。
「ごめ、ん……言い過ぎ『言ってないもん……』え……」
『孤爪にしか言わない。今日だってお酒の力借りて頑張っただけだし……っ!?』
そう言う彼女の手を引き寄せ無理矢理キスをする。ゆっくり唇を離すと驚きで目を大きく開いている彼女のオデコにオデコをくっつけて、
「酷い事言ってごめん。けど君も悪いよ。……学生時代からずっと好きだったのに、結構ショックだったんだけど」
『……ごめんなさい』
「……許さない。だからこのまま俺ん家ね。……ちゃんと告白してちゃんと恋人になろ?」
彼女が人数合わせで合コンに行くことになったら→←帰り道、彼女が『最近、温かくなってきたね』と言ったら
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瑞稀(プロフ) - RIOさん» RIOさん、お久しぶりです!こちらこそ、これからもよろしくお願いします😊 (4月1日 8時) (レス) id: fdd2edd23d (このIDを非表示/違反報告)
RIO(プロフ) - 瑞稀さん、お久しぶりです!「大好きな、孤爪くん」をご観覧、お気に入り登録して頂き、ありがとうございます!書いてあったとうり、更新停止さしてしまいますが、これからもよろしくお願いします! (3月31日 23時) (レス) id: 2e720d1e8d (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - RIOさん» ぜひ!お互い頑張りましょう! (3月14日 20時) (レス) id: fdd2edd23d (このIDを非表示/違反報告)
RIO(プロフ) - ありがとうございます!瑞稀さんも頑張ってください!私も、応援してます!これからも、瑞稀さんの作品を見てます! (3月14日 20時) (レス) id: 2e720d1e8d (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - RIOさん» いえいえ!これからも頑張ってください! (3月14日 7時) (レス) id: fdd2edd23d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑞稀 | 作成日時:2023年9月16日 13時