彼に「バーン」されてみた〜RIO様リクエスト〜 ページ35
「……何やってんの?」
テーブルを挟んで正面に座って勉強していた2人。疲れてテーブルに伏せていた彼に急に「バーン」と指を向けられて両手で顔を隠しながら後ろに倒れる。
「え……本当に大丈夫?」
全然起き上がらない彼女を心配して隣に移動する。動かない彼女の頬をつつく。
「ねぇ、生きてる?」
『っっっ死んでる……!』
「あ、生きてた」
起きなよ、と彼女の手を引っ張り起こすと真っ赤になっている彼女に驚く。
「え……顔赤すぎ……」
『破壊力ヤバかった……』
「……あっそ」
照れている彼女を見てつられて顔を赤くしながらそっぽ向く彼。
(俺、何やってんだろ……。らしくない事やった……)
横向いたまま、はぁ……と息を大きく吐く。チラッと彼女を見ると赤くなった頬を両手で隠しながら身体をクネクネさせているのを見て呆れる。
(うわぁ……めちゃめちゃ喜んでる……けど何か気持ち悪い)
唖然としながらも喜んでいる彼女が可愛く見えて正面から彼女の腕ごと抱き締める。
「いつまで変な動きしてるの。もう終わり」
『次は研磨くんからのハグ……!ファンサがヤバい……!』
「ファンサじゃないし。瑞稀はファンじゃなくて彼女でしょ」
少し体を離しオデコとオデコを合わせて、ジーッと彼女を見つめる。
「勝手にファンにならないで。好きな子がファンとか嫌すぎるんだけど」
そう言うとまた顔を赤くする彼女に軽くキスをして優しく抱き締める。
「そんなに照れないで。こっちまで恥ずかしくなるじゃん。……言っとくけどもうやらないからね」
『先手打たれた……!』
(やっぱり……絶対もう二度とやらない……)
✂ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✂
RIO様リクエストありがとうございました!
お知らせとリクエスト停止→←彼女から夜中に"眠れないの"とLINEが来たら
173人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瑞稀(プロフ) - RIOさん» RIOさん、お久しぶりです!こちらこそ、これからもよろしくお願いします😊 (4月1日 8時) (レス) id: fdd2edd23d (このIDを非表示/違反報告)
RIO(プロフ) - 瑞稀さん、お久しぶりです!「大好きな、孤爪くん」をご観覧、お気に入り登録して頂き、ありがとうございます!書いてあったとうり、更新停止さしてしまいますが、これからもよろしくお願いします! (3月31日 23時) (レス) id: 2e720d1e8d (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - RIOさん» ぜひ!お互い頑張りましょう! (3月14日 20時) (レス) id: fdd2edd23d (このIDを非表示/違反報告)
RIO(プロフ) - ありがとうございます!瑞稀さんも頑張ってください!私も、応援してます!これからも、瑞稀さんの作品を見てます! (3月14日 20時) (レス) id: 2e720d1e8d (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - RIOさん» いえいえ!これからも頑張ってください! (3月14日 7時) (レス) id: fdd2edd23d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:瑞稀 | 作成日時:2023年9月16日 13時