ゴミ捨て場の決戦後に2人で会ってみた(烏野マネＶｅｒ．) ページ31
「……みーつけた」
自動販売機の影で体育座りして顔を膝に埋めている彼女の前にしゃがむ彼。
「翔陽から聞いて探しに来た」
『……お疲れ様』
「うん、ありがとう。こんな所で何してるの？」
そう聞いても答えないでいる彼女の頭を撫でる。
「チームが勝ったのにこんな所で落ち込んでて良いの？」
『落ち込んでない。……反省してる』
「は？何を？」
チラッと顔を上げた彼女の両頬を掴んで無理矢理目を合わさせる。
「ちゃんと言って」
『……翔陽のフェイントの時、私無意識に研磨くんの事応援してた。烏野のマネージャー失格だ』
「……あぁ、あの時か。全然聞こえなかった。でも、そっか……応援してくれたんだね」
思ってもいなかった事に思わず笑みがこぼれる彼。でもムッとしてる彼女に顔を近付けてキスをする。
「ありがとう。敵として戦う以上応援してもらえないのは仕方がないと思ってたから嬉しいよ」
『……あとその後研磨くんが倒れた時も心配した』
「ふふっ、そっか」
ありがとう、と言いながらまたキスをする。
「翔陽と影山と来年もまたやろうって約束した。これが最後じゃないよ。……次ももっと俺を楽しませてよ」
優しく笑っている彼を見て目が潤んでくる彼女をギュッとして背中をポンポンと優しく叩く。
「はいはい、泣かないの。そっちはまだ試合あるんだから。早くみんなの所に戻りなよ。……今度は俺が応援してるから」
ゴミ捨て場の決戦後に2人で会ってみた(音駒マネＶｅｒ．)→←彼の声が大好きな彼女に彼が耳元で話しかけてきて反応してしまったら
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 173人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瑞稀(プロフ) - RIOさん» RIOさん、お久しぶりです！こちらこそ、これからもよろしくお願いします😊 (4月1日 8時) (
レス) id: fdd2edd23d (このIDを非表示/違反報告)
RIO(プロフ) - 瑞稀さん、お久しぶりです！「大好きな、孤爪くん」をご観覧、お気に入り登録して頂き、ありがとうございます！書いてあったとうり、更新停止さしてしまいますが、これからもよろしくお願いします！ (3月31日 23時) (レス) id: 2e720d1e8d (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - RIOさん» ぜひ！お互い頑張りましょう！ (3月14日 20時) (レス) id: fdd2edd23d (このIDを非表示/違反報告)
RIO(プロフ) - ありがとうございます！瑞稀さんも頑張ってください！私も、応援してます！これからも、瑞稀さんの作品を見てます！ (3月14日 20時) (レス) id: 2e720d1e8d (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - RIOさん» いえいえ！これからも頑張ってください！ (3月14日 7時) (レス) id: fdd2edd23d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：瑞稀 | 作成日時：2023年9月16日 13時
