彼だけの反応集３【ハイキュー：孤爪研磨】

彼女が知らない男と2人で話していたら ページ18

(誰アイツ……)

やけに馴れ馴れしく彼女と話している男にムッとするが彼女の後ろから見ているので彼女の表情は見えない。

(友達、なのかな……違うなら邪魔できるけどどうしよう……)

こうゆう時どうするのが正解なのか分からずにオロオロしていると男が彼女の手を握るのが見えて迷わず駆け寄る。

「瑞稀」
『！？……研磨くん』
「……大丈夫？それ誰？」

振り向いた彼女の顔が明らかに困っていたので彼女を引き寄せ自分の後ろに隠す。

「知り合い、じゃないよね？」
『知らない……しつこくて困ってた』
「……これ以上この子に関わるなら警察呼びますけど」

そう言うとそそくさと逃げて行く男に見て溜息をつき彼女の方に振り返る。

「平気？怪我とかしてないよね？」
『それは平気！助けてくれてありがとう！』
「間に合って良かった……でも手握られてたよね……」

彼女の手をじっと見ながらムスッとして自分の服の裾でゴシゴシ拭きだす。

『け、研磨くん？』
「本当はアルコール消毒したいけど無いからこれで我慢する」

そう言って拭いたあとそのまま彼女でいつもより強い力で握り歩き出す。

「ほら、行くよ。知らない人のせいで時間なくなるとか嫌だから。今日はアップルパイ食べに行くんでしょ」

彼と2人でいるときに他の男に「一目惚れしました！」と言われたら→←彼女と同棲したい彼

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