初志貫徹【オリオンの刻印】 (ページ26)

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番外編　～実はFF本戦で会ってた２～ページ26

『守のチームの試合、もう終わっちゃったなー。この後どうしよ・・・』

今日もFF見に来たAさんでっす！
守たちのチーム、利根川東泉中の試合を見てたけど
今日は早く終わってしまった。

なので暇である。とっても暇なのである。

てゆーか元雷門のみんな、強化委員になっちゃったから
他の学校の寮に入っててあんま会えないんだよなー。練習も忙しいみたいだし。。

・・・つまんね

守とも離れてるし。ゴーグルマンに八つ当たりしよっかな。。←

あ！そだ、かわいい子に会いに行こう！

などと、考えながら歩いてたら
ドン
と、誰かにぶつかってしまった。

やっべ。すぐ謝ろ
私は平和主義だから！(と、言ってて本音は面倒ごとを起こしたくないだけである。)

『すいまｓ(？「う、うあああっ・・・いっ痛・・・！」

え！？そんなに痛かった！？
あ、倒れそう。

ヤバクネ？

『あの、大丈夫ですか？大丈夫じゃなさそうですね。
　とりあえず、病院に・・・』

ガシッとスマホを持った手をつかまれる

？「大丈夫。大丈夫だから・・・」

と、言っている彼は言葉とは裏腹に苦しそうな顔をしている

そんなことには気が付かず、

スマホを持っている手をつかんだってことは病院に電話すんなってことだよね
ということは、この人病院嫌いなのかな

病院のありがたみを知らん奴め。。

などと、こんな状況にこのようなことを思っていたA。
流石である。

『あ、もしかして病気もち？薬ある？』

病院のありがたみを知らん奴は、頷いた。

なので、『はい』と買っておいた水を渡す。
飲んでいないやつだから！買ったばかりのやつだから！！

てゆか、今気づいたけど野坂くんじゃん。

野「ありがとう。少し落ち着いたよ。」

『それは良かった！野坂くんだよね？王帝月ノ宮の。』

野坂くんは「うん」と返事をする。

よし！ここはアドバイスしてあげようじゃないか！

『アレスの計画で大変だろうけど、自分の体も大切にね？
　あ、あとサッカーを楽しんでね！』

ニコッと微笑むA。
それを見て野坂は頬が赤く染まるが、彼女がなぜそのことを知っているのかが分からず
少し動揺する。

野「君は・・・(『あ、もう行かなきゃ！じゃあね！』

と言って、走った。

なんでアレスのこととか色々知っているか言わなかったなー

ま、いーや！←

『早くかわいい茜のとこにいかなきゃ！』

ワクワクしながら凄い速さでAは走った。