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*
「…うん、いってきます!!」
突然僕の目の前に現れた、子犬のような女の子は眩しいほどの笑顔を残して消えてしまった。
今日、“はじめまして”から始めた僕たち。
だけど僕は彼女の事をよく知ってる…だって僕の“恩人”だから…。
―――――二年前
「受験番号×××番、キム・リョウクですっ!!僕は歌う事がっ…」
審査員「結構です」
僕は昔から歌う事が大好きで、もちろんそれを職にしたいとずっとずっと思ってきてた。
だから二年前僕は勇気を出してオーディションを受けた…のに、自己紹介の途中で遮られてしまって思わず言葉に詰まって審査員をじっとみてしまった。
審査員「夢を見るのは結構だが、夢を叶えるのであればもっと外見を気にしなさい」
「……」
審査員「どんなに歌がうまくても誰も君に興味を持たないよ。はい、次」
二年前、夢をもって夢を掴もうとしていた幼い僕は、夢を掴むための愛も情熱も何も表現することも伝えることも許されぬまま、全否定された。
幼い僕…“太った容姿のボク”、ボクという存在を否定された。
しばらくは悔しくて悲しくて堪らなくて、部屋に引きこもって泣いていた。
そうして数日を過ごしていたら、日本に留学していた知り合いから一つの動画が送られてきた。
“日本で凄い人をみつけた”、そうコメントされたURLを開いて数秒後…僕は動けなくなった。
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りよ(プロフ) - ななさん» コメント有難うございます。SJ小説に関しては今携帯の方に下書きをしている所です。纏まり次第更新致します。申し訳ございません。 (2015年7月1日 23時) (
レス) id: 46ffc1c2a9 (このIDを非表示/違反報告)
なな - スーパージュニアの小説が更新停止になのに新しい小説を書くなんて。読者に対して無責任すぎる。続きを気にして待っている読者に失礼だよ (2015年7月1日 23時) (携帯から) (レス) id: cd6a5aedf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りよ | 作成日時：2015年4月16日 1時
