＊･side-They･＊ ページ34
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それから続いてくAちゃんの言葉に軽く衝撃を受けて、でも納得できてしまって、僕でも少し戸惑った。
すると、知らぬ間に腕から離れて「わお」と一言零した伊野尾ちゃん。
何が不思議って、
『あれ…あんまり驚いてない？』
なんとなく感じた。
「んー、まぁね。世の中にはあるんじゃない？エンパスとか…タイムスリップとか、ファンタジーなことがね」
『は、はぁ』
この人の思考回路には何年費やしてもついて行けなそう…。
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──ってコトがあり、今に至る。
『気づいてないと思った？涼介が今日ずっと気にしてる“そ・れ”。』
ピコンと通知が鳴って以来、ずっと涼介の手から離れないスマートフォン。
予想はついてる。
昨日の夜、Aちゃんから僕にメッセージがあった。“涼介君を納涼祭に誘おうと思うんだけど…”って相談で。
もちろん涼介のスケジュールは僕が教えたから、涼介が気にしてるのはそれじゃないかって。
涼介は気づいたのか、不機嫌そうに眉を顰めた。
「お前の仕業なワケ？っ、勝手なことすんなよ」
言い捨てて帰ろうとする涼介には、僕もさすがにカチンときた。
……もう、いいよね？
今までじゅーぶん優しめだったし。
『あのさぁ…』
溜め息混じりに、呆れ目を涼介の背中に注ぐ。
この際だから全部言ってやろうって気になった。
*
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「あのさぁ…」
今度はなんだと振り返ると、わかりやすくも呆れたような目を向けられる。
出た、この顔。この目をする時の知念は、厄介だけど止めらんない。
「別に…僕はいいんだよ？ケンカしようが、
普段わざわざ口を出さない知念らしい。
珍しく声を上げるもんだから、つい俺も真顔になる。
「あぁ、あと。Aちゃんが涼介に告白したって話は聞いてたけど……驚いたよ、あまりの涼介のヘタレさに。今まで女の子の告白なんかホイホイ断ってたのにさ。涼介は何がしたいワケ…？」
…簡単に言うなよ。
アイツとの間のことなんか、知らねぇクセに。
核心を突かれたせいか、否定したいからか。
俺のスマホを持つ手にぐっと力が
「涼介は……心読まれるのが怖いんでしょ」
『…は？』
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白湯(プロフ) - 侑涼ｰあゆりｰさん» あゆりさんこんにちは(*´▽`*)見つけていただき、とても嬉しいです…！初投稿からかなり経ってしまったのですが、最近もコメントいただけるのが有り難く、また励みになります(泣)遅いですが、ゆるゆるお付き合いくださいませ(*´pωq｀*) (2019年1月7日 14時) (
レス) id: 044d7bd8b4 (このIDを非表示/違反報告)
侑涼ｰあゆりｰ - 昨日見つけた作品なのですが、続きすごく気になります!!続き頑張ってください* (2019年1月7日 11時) (レス) id: c3981464e0 (このIDを非表示/違反報告)
白湯(プロフ) - みかんさん» みかんさん初めまして♪コメント嬉しいです(*´pωq｀*)ありがとうございます！頑張ります♪ (2019年1月6日 20時) (レス) id: 044d7bd8b4 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 続き楽しみにしてます！！ (2019年1月6日 8時) (レス) id: 4eea20fdcf (このIDを非表示/違反報告)
白湯(プロフ) - あおさん» ありがとうございますﾟ(ﾟ＾ω＾ﾟ)ﾟそう言っていただけると励みになります…m(*_ _)m更新率こんなんですが続けるつもりはあるのでﾟ(ﾟ＾ω＾ﾟ)ﾟよろしければお付き合いください…！(*´▽`*) (2018年11月19日 21時) (レス) id: 044d7bd8b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白湯 | 作成日時：2017年7月9日 16時
