6話 ページ6
今回終わり方が中途半端です
すなりんとご対面してから数日が経った。
今日は小学校入学のためにランドセルを買いに少し大きめのショッピングモールへ行く。
すなりんと一緒に登校できる日が近づいてきていることに私たちは毎日興奮しております。
ただのショッピングモールに行くだけなのに、なぜか胸騒ぎがするのは気のせいなのだろうか。
先日のすなりんとの会合でテンションがおかしくなっているのかもしれないと自分を誤魔化した。
「実華!晴那!出かけるよ〜!」
「「は〜い」」
そうして私たちはショッピングモールへと向かった。
「はい、着いたよ。降りて〜」
妄想をメモに書き起こしていたらいつの間にか目的地に着いていたようだ。私たちも急いで車から出て母親の元へと向かう。
ランドセル売り場へ到着し、私たちはあらかじめ考えておいた色のランドセルを探していた。
ちなみに私が茶色で晴那が水色だ。
無事私たちのランドセルを決めると、すぐにレジへと向かいランドセルを買ってもらった。
そしてゲーセンコーナーへと着いた。
母親は荷物が重いので入口近くのベンチに座って休憩してもらっている。なので2人だけで行動していいのだ。
いろんな景品を見て回っていると、一際目立つオレンジ色が視界に飛び込んできた。ぱっとそちらに目を向けるとそこには…
「うぅ…これぜんぜんとれねぇ…」
((あれはもしかして翔陽/日向?!?!))
なんとショタ翔陽がいたのだ!!!!
なんという衝撃。なぜならここは愛知県で本来なら翔陽はいるはずがないのだ。
どうやらでっかいぬいぐるみが欲しくて何回もプレイしているのだが取れないようで、ここは助けてやらねばとオタクの本能が呼びかける。
「ねぇどうしたの?」
そう話しかけてみると、一瞬驚いたあと話し始める。
「このぬいぐるみほしいけどとれねえんだよ」
「うちとってあげる?」
「いいの!?」
そう言って目を輝かせている姿は天使にしか見えない。
取ってあげると大口を叩いてしまったが、どうにか景品を取るために全神経を集中させる。
するとなんと1回でGETするとことができ、それを翔陽へと渡した。
その後、少しだけ話をしどうやら家族旅行で愛知県に来ていたことがわかった。
そんなことを話していると、翔陽は家族に呼ばれてしまった。
「ごめんもうかえらなきゃ」
別れを惜しむ私たち、すると翔陽が思わぬ神対応をしてきたのだ。
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作者名:要 | 作成日時:2024年3月25日 20時