【刀剣乱舞】お兄ちゃんから恋仲へ【骨喰藤四郎】 (ページ3)

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第二話ページ3

歴史修正主義者にとって
時の政府ほど厄介なものはないだろう。

時の政府さえなければ、刀剣男士も審神者もなかったはずだ。

そういうわけで、歴史修正主義者が
その時の政府のお偉いさんを狙うのは当然なわけで。

特に、その子供は狙われやすいらしい。
大人より子供の方がやりやすいって気持ちはよくわかるけど。

そんな事情があって
なんとか私を歴史修正主義者から遠ざける方法はないかと考えた結果、

「いっそ刀剣男士の誰かの神域に隠すのが一番安全なのでは…？」となって、
近くに居合わせた骨喰兄の神域に小学生になるまで隠されることになった。

……と、ここまで説明したけど

実は私は、今日から小学1年生。

つまり、今日。
私は骨喰兄の神域からでることができる。

ここが嫌いな訳じゃないけど
外がどんなところなのかは気になっていたから
少しワクワクしてる。

骨「…嬉しそうだな」

『うん、
だって、覚えてる中では初めてのお外だもん！

どんな所なのか凄く楽しみ！』

骨「そうか。

いい忘れていたが、俺も行くぞ。
いつ、何処に歴史修正主義者が現れるか分からないからな。

…絶対に離れるんじゃないぞ、A。」

『わかってるよ！』

骨「…ならいい。」