不安 ページ47
Y.Yside
俺はこの前ヒナ、すばる、(名前)と焼肉に行ったことを思い出してた
“もうええねん”という言葉を口癖なんかとまちごうてしまうほど沢山呟いてた(名前)、
その顔を今でも覚えてる
飼い主に捨てられた犬と同じ目をしてて
虚ろと言うか、目に光が宿ってなくて
今までみたいな楽しい生活を取り戻すことを諦めとるような感じやって
今までに元彼とか、何かに捨てられたことがあるのか
自分のこれからの未来をもう分かってるような感じがしてた
ヤスが不安そうな目で見てくるから
この思いを皆に話してみた
渋「言われてみればそうやな」
丸「何か、過去にあるんとちゃいます？
それはたぶん、俺らがちゃんと聞いてあげなあかん事やと思う」
横「俺もそれは思ってん
未だに俺らに話してへんことがあると思う」
村「アイツ意外とバリア硬いからな〜」
横「やから、俺らにまだ心開いてへん部分があるんちゃうかなっていつも不安になる
別にあれやで？頼りないやつやなんて言うてへんけど」
錦「大丈夫やで」
横「最年長としてさ、今までみんなには相談されてきた方やと思ってるねんけど、
考えたら(名前)からはガチの相談はされたことない気がするねん」
村「何かがあるんやろうな」
大「そう言えばやけどさ
俺ら(名前)が入ってきてからもう9年やって来てるけど、1回も両親の事聞いたことないよな」
安「何かあるのやろか」
渋「俺は両親のことは本人から話してくれるまで待っとるつもりやで」
村「辛抱強いなあ笑笑」
渋「待つのは得意やからな」
村「せっかちのくせになあ笑笑」
渋「....黙りなさい」ﾖｼﾖｼ
錦「とりあえず、俺らにまず出来ること
考えよ？
両親のことは本人に任せて
俺らは睡眠薬を減らしていってあげる対策を考えよ？」
村「せやな〜
じゃあまず飲もか〜」
さっき仕事が終わった(名前)も呼んで
どんちゃん騒ぎがはじまった
.
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作者名：亀 ちゃん。 | 作成日時：2017年3月8日 17時
