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私の罠 ページ40
S.Sside
ものっそい音立てて楽屋に入ってきたのは
ヤスと(名前)とのドラマの時に共演しとった高橋平くんやった
渋「どしたんや」
高「あの時の犯人が分かったんです！
ジャケット破ったのもヒールで足踏んだの(名前)やなかったんです！」
関西弁混じりの敬語で早口で話す平くんはたしかにそう言うた
村「分かったんか」
高「はい
さっき、雨宮桜が廊下で誰かと電話してて....」
“あの女、スイスイと私の罠にハマっていく
もう２回も仕留めたのよ？
ジャケット破って犯人コイツですってゆったら皆それ信じて、自分で足踏んで犯人コイツですってゆったらみんな信じたのよ？
もう、それが可笑しくて可笑しくて”
横「それホンマにちゃんと聞いたん？」
渋「やっぱりあの女か」
高「あ、あの、途中からなんですが
録音もしてきました！
これは立派な証拠になると思うんです。
だから、まずは(名前)の所に行って説明しようかなと思って、」
村「今から仕事入ってへんやつ誰や」
手を挙げたのはヨコと俺と大倉。
たしか亮も仕事は入ってへんかったはずや
行きにくいんかな、、
村「じゃあ、その3人頼んだで
はよいったって、解放したって」
横「行こ」
高「行ってきます！」
俺らは急いで(名前)の家に向かった
久しぶりやなあ、会うの緊張してきた
外出禁止令が出てからきっぱり連絡も途絶えて心配してたんやで？
ほら、おっちゃんに元気な顔見せてや
.
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作者名：亀 ちゃん。 | 作成日時：2017年3月8日 17時
