memo 60 ページ12
翌朝
廉『おはよ。目覚めた？』
A『ん…廉。』
廉『眠そうだな。』
A『えへへ…』
廉『A、帰ろう。俺達の家に。』
A『…ｯｸｯ…うんっ。』
電車に乗って久しぶりの実家。
見慣れた道を歩いていると
私の大好きな大切な友達の姿。
紫『廉！Aちゃん！』
海『ｯｸｯ…Aっ！！！』
私の名前を呼んで強く抱きしめる
海ちゃんは震えてて泣いてた。
A『…ｸﾞｽｯ…海ちゃん…っ』
海『ばか。1人でずっと…心配するじゃん…っ…』
A『…ｸﾞｽｯ…うんっ…ごめん…ね…』
海『おかえり…おかえりっ…よく頑張ったな…っ』
A『ｸﾞｽｯ…』
私をいつだって支えてくれてた海ちゃん。
すぐ心を見抜いて、いつも励ましてくれてた。
“頑張ったな”の一言が私には嬉しすぎた。
紫『廉、おかえりっ…』
廉『ただいま、心配かけてごめん。』
紫『廉なら絶対に帰ってくるって思ってたから。』
廉『紫耀、ありがとうな。』
紫『はは。いいっていいって。』
廉も紫耀くんも笑ってた。
海ちゃんも私を見て微笑んでくれた。
廉『海人ー今日だけやからなー(笑)』
海『…ｸﾞｽｯ…はは。俺やっぱり廉くんに負けないから！』
廉『は？』
海『奪いに行くからね！』
A『え？』
紫『おっ(笑)』
廉『負ける気ないけどな(笑)』
海『なっ、絶対に奪ってみせる(笑)』
私の大好きな人たちが
みんな笑ってる。不思議。
少し前まで私の世界は真っ暗だったのに。
父『廉、A。』
母『…おかえり。』
廉『母さん…父さん…。』
A『…ｸﾞｽｯ…』
廉・A『ただいまっ。』
memo 61 : 廉 side→←memo 59 : 廉 side
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 243人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛結(プロフ) - 涼宮美桜さん» こちらこそありがとうございました！たくさん感想ありがとうございます！ (2019年7月27日 18時) (
レス) id: 61534cea3d (このIDを非表示/違反報告)
涼宮美桜 - このお話も本当に最高で、一気に読めました！この作品も本当に大好きです！！またまた最高のお話をありがとうございました！！ (2019年7月27日 17時) (レス) id: 67fa9efd8d (このIDを非表示/違反報告)
NOA - あのさぁ、またになるんやけどうちらここで話してるやん？ww他の感想を書く人の邪魔にならんかなぁ…って思ったんやけど…wwwww (2019年3月25日 17時) (携帯から) (レス) id: 3696e247e4 (このIDを非表示/違反報告)
NOA - おはよー(^O^)wwそうなんや!!休みなのに大変やね!!ww遅れたけど、お疲れ様(*^o^*)あまりにも、返事が来んから嫌われたかと思ったwwww (2019年3月25日 8時) (携帯から) (レス) id: 3696e247e4 (このIDを非表示/違反報告)
愛結(プロフ) - NOAさん» 返信遅くてごめんね！仕事で(＞＜) (2019年3月24日 23時) (レス) id: 61534cea3d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：愛結綾 | 作成日時：2019年2月8日 15時
