検索窓
今日:4 hit、昨日:7 hit、合計:131,168 hit
小｜中｜大

story 88 : 廉 side ページ40

廉 side

昔からそう泣くとすぐに寝る。それがA。
その度に俺の背中の上でスヤスヤと気持ちよさそうに眠ってて。
ほんまに愛おしくてたまらんかった。

A『んん…んぅ…？』

廉『お目覚めですか？眠り姫(笑)』

A『わっ。廉？！なんで？！』

廉『なんでも何もここ、俺の家だから(笑)』

A『廉の家だったのかぁ…』

時折見せるこの天然さ。

廉『Aっ…起きて…』

A『ﾝﾝｯ…ﾝﾝ…廉っ…？』

廉『もうちょっと…』

A『ﾝｯ…ﾝｧｯ…』

廉『…っ…ﾂﾊｯ…Aっ…』

A『…廉…？』

廉『もう無理かもっ…ｯｯｸ』

限界やった。

A『いいよ、廉っ。廉なら。』

廉『優しくするから。』

俺たちは初めてひとつになった。

story 89→←story 87



→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )

点数: 9.8/10 (86 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
413人がお気に入り
アイコン この作者の作品を全表示｜ お気に入り作者に追加｜アイコン 感想を見る
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム： 感想：  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名：愛結綾 | 作成日時：2018年10月4日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。