今日:2 hit、昨日:9 hit、合計:131,184 hit
小｜中｜大
story 82 : 廉 side ページ34
廉 side
Aが行きそうなところを必死に探した。
でも全然見つからなかった。
廉『くっそ、どこだ…』
…今1人で何を考えてる…？
どこで何をしてるん…？
…まてよ…確か紫耀が…
“大学行く時にAちゃんに会って、写真1枚持って、必死にその場所探してた。”
廉『もしもし？紫耀？！』
紫『どうした？』
廉『朝、Aが持ってた写真ってどんなんやった？』
紫『え、写真。えっと、確かお花畑みたいなとこやった。』
廉『わかった。ありがとう！！』
電話を切って、俺はあの場所に向かった。
俺たちの一番大切な思い出の場所に。
廉『A！！A！！！』
どこだ。見当たらない。雨も降ってきた。
まずい。そう思った瞬間だった。
見つけた。花畑の中にひとり。
その場でかがみ込むA。
廉『Aっ！！！！！！』
俺が呼び掛けると涙を流したAが振り向いた。
雨に濡れた彼女の元へ、俺は走った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 413人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「King&Prince」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：愛結綾 | 作成日時：2018年10月4日 9時
