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story 63 : 紫耀 side ページ15
紫耀 side
廉から話をしようって言われた時、1度でわかった。Aちゃんの事だって。
紫『廉が思ってる通り…俺は…Aちゃんが好きだよ。』
だからもう隠すことなく打ち明けた。
廉は俺にとって大切な親友だし。
だからこそ譲れない思いも全部伝えようと思った。
廉『紫耀、お前が本気なら、俺は本気であいつを守るだけ。渡す気はない。』
さすがだな廉。
男らしいし、本気で好きなのが伝わってくる。
紫『俺も引かない。全力でいく。』
廉『はは、本気やな(笑)負ける気ないから。』
A『廉！！紫耀先輩！！お待たせしました！！』
走ってくる君はこんなことになってるなんて気づかなかったと思う。
A『廉何話してたの？』
廉『男同志の熱い話かな。』
A『何それ(笑)紫耀先輩に迷惑かけないでよ？』
紫『めっちゃ質問攻めされたわー(笑)』
A『えっ、もう廉！！』
廉『まって、紫耀、ありえへん(笑)』
俺も本気で奪いに行く。
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作者名：愛結綾 | 作成日時：2018年10月4日 9時
