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story 49 : 廉 side ページ1

廉 side

付き合うことになったその日の夜。

廉『そんな寂しそうな顔すんなよ…。また明日会えるやろ…？』

A『ちょっと怖かった…』

廉『っ…ホンマにごめんな…』

A『でも、廉が来てくれて嬉しかった…』

廉『助けれてほんまによかった…無事でよかった…』

A『廉…ありがとう…っ…本当に…ありがとうっ…』

きっと本気で怖かったはずで、
強がって泣かないAをほっとけなくて
抱きしめた。

廉『今日泊まって…俺ん家。離したくない。』

A『っ…』

廉『…そばにいてほしい。離したくない。』

A『ん…』

廉『変なことは絶対しやんから…』

A『私も…離れたく…ないっ…』

廉『そしたら決まりやな。行こう。』

本気で、離れたくない。離したくない。
そう思った。ずっと守る。
絶対にこれ以上傷つけさせへん。
遅くなって…ごめんな。

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作者名：愛結綾 | 作成日時：2018年10月4日 9時

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