好きだと素直に言えたなら Ⅱ《Ren.N》 (ページ5)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:131,156 hit

story 53 ページ5

翌朝目を覚ますと廉が目の前にいた。

廉『おはよ。』

A『おはよぉ』

廉『学校休みだけど、予定は？』

A『バイトがあるかな』

廉『え。』

A『平野先輩と今日は2人で回すから忙しいかも…』

廉『はぁ？紫耀と2人とか安心できん。俺も行く。』

pururu…purur
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
着信:平野紫耀先輩
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

タイミング良くなった携帯は平野先輩からで

廉『俺が出る。』

A『え？廉？』

紫『もしもし、Aちゃ『俺だよ！！』

紫『え、なんで廉？番号間違えた？！』

廉『間違えてへんわ、お前何人の彼女に朝から電話してんねん！』

紫『え、彼女になったの！！平野ショック』

廉『は？何言ってんの？』

A『もー廉黙って。平野先輩先輩ごめんなさい！』

紫『あーやっとAちゃん、今日早入りできる？』

廉『無理にきまっ『大丈夫ですよ。』

廉『はぁぁぁぁぁぁぁぁ？』

紫『ありがとう！助かる！待ってるね！』

電話が切れて廉の方を見ると
それはそれは恐ろしい顔をしてた。

廉『付き合って早々、浮気か！！』

A『はい？バイトです！！！』

廉『俺もついていく！！不安！！』

A『あのね…廉。私は本当に廉だけだから。』

廉『っ…バイト終わったら帰ってきてな…？』

A『うんっ！』

嫉妬する廉も少し可愛かった。