笑い ページ36
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いつものように自分の家の方に行けば、もう見慣れた黒色の車。
少し辺りを見渡して、人が居ないことを確認してからそばに駆け寄る。
「お疲れ様」
「あっ、ありがとうございます」
私に気付いたトラゾーさんは、わざわざ車に降りて助手席の扉を開けてくれた。
出会った時にも貰った保冷剤といい、彼はやっぱり
「……紳士的ですよね、トラゾーさんって」
「えっ？俺が？
そうかな……わかんないけど、でもありがとう」
少し照れたように頬を搔いた彼は、しばらくしてからアジトへと車を進めた。
「今日帰ってこなかったらどうしようって、勝手に考えちゃったよ」
「ふふっ、私がですか？
いやぁ〜…、…」
PKST団がいなくなったら、私の生きがいがなくなるし。と言おうとしたが、絶対に引かれる。
言葉の続きを言おうとしたことをやめたのに気付いたトラゾーさんは可笑しそうにケラケラと笑った。
「なんか言えないことがあるんだね、いいんだけどさ、言わなくても。
………ふ、ははっでもそんな詰まる？」
「絶対引かれるので言えないですけど…そんな面白いですか？」
「うーん………Aさんだから面白いのかも」
彼の発言にえっ？と思わず声が漏れて運転手の方へと目線を移せば、パチリと目が合う。
「っ……まっ、前見てください！」
「はは、はーい」
目が合った時の表情があまりにも大人で、色気のある雰囲気。思わず息が詰まって吃ってしまった。
顔の体温下がれ〜！なんて冷たい掌で頬を冷やせば、
彼はまた可笑しそうに笑っていた。
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かめそん(プロフ) - no nameさん» コメントありがとうございます！小説が少なくて思わず作ってしまいました！頑張ります！！ (2022年10月8日 13時) (
レス) id: e5672cfe47 (このIDを非表示/違反報告)
no name - うわぁぁぁpkst団きたー！応援しています！頑張ってください😍 (2022年10月8日 13時) (レス) @page6 id: 11c645eb4f (このIDを非表示/違反報告)
かめそん(プロフ) - 莉詩奈さん» 本当に嬉しいです…！読んで頂きありがとうございます！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2022年10月7日 23時) (レス) id: e5672cfe47 (このIDを非表示/違反報告)
莉詩奈(プロフ) - うぅ…好きです…！作者様がムリしない範囲で、頑張ってください！応援してます！ (2022年10月7日 22時) (レス) @page33 id: 40cb652138 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かめそん | 作成日時：2022年10月5日 19時
