恐怖と、 ページ16
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「まだ外しちゃ駄目だ」
「………申し訳ないけど、
一旦腕と足はそのままにしてでいい?」
「え、あ……はい」
黄色さんの言葉に、彼らは静かに周りに置いてあるソファに座り込む。
私のガチファンにしか伝わらない考察を伝えれば、
みんなの空気が一気に変わった。
「……………俺は路地裏で、
君を殺す選択肢もあると話した。
……………それを忘れるなよ。
ましてやここなんて俺らの住処だ
いつどんな時でもあんたを殺すことができるからな」
私の心は一気に恐怖で染め上げられる。
気にせず彼は、それを念頭に置いて、と話を進めた。
「あんたに問う。
率直にだ。
…………一体何者なんだ、きみは」
……………これは、面倒なことになったかもしれない。
私は震える声で、状況を説明することにした…………けど、
まず言わせて欲しい。
「……………えっと…まず私は、
ドがつくほどの一般人です。
それとその前に、私からも率直に言わせてください。
PKST団が初めて怪盗をした4年前から
ガチファンでした!!!!
ずっとずっと推してました!!!
あのっ、写真撮ってもらってもいいですか?!」
「「「「…………………は?」」」」
私の思いは、
"今"
溢れてしまった。
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かめそん(プロフ) - no nameさん» コメントありがとうございます!小説が少なくて思わず作ってしまいました!頑張ります!! (2022年10月8日 13時) (レス) id: e5672cfe47 (このIDを非表示/違反報告)
no name - うわぁぁぁpkst団きたー!応援しています!頑張ってください😍 (2022年10月8日 13時) (レス) @page6 id: 11c645eb4f (このIDを非表示/違反報告)
かめそん(プロフ) - 莉詩奈さん» 本当に嬉しいです…!読んで頂きありがとうございます!これからも頑張りますのでよろしくお願いします!! (2022年10月7日 23時) (レス) id: e5672cfe47 (このIDを非表示/違反報告)
莉詩奈(プロフ) - うぅ…好きです…!作者様がムリしない範囲で、頑張ってください!応援してます! (2022年10月7日 22時) (レス) @page33 id: 40cb652138 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かめそん | 作成日時:2022年10月5日 19時