【akgmクラフト】幸せにするから一緒に暮らそう １５

いつものことは ページ24

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A「…今日もいい天気……！」









カーテンの間から差し込む光。








1年前までは見れなかった、光。





廊下にも漏れてくる朝ご飯の匂い。









と「あ、おはようAちゃん！」









バ「おはようございます」









A「おはようともさん！バステンさん！」


















カチャカチャとお皿の音を立てながらそう言うともさん達の方へ行き、盛りつけの準備を始める。









……あ、watoさん起こしに行かなきゃ…









階段や廊下でアイクさんやクミさんに挨拶を交わしながらwatoさんの部屋へ向かう。









………途中通ったともさんの部屋の扉が開いていて、一瞬だけど見えた机の上の写真立て。









………私が捨てずに取っておいた写真が入っていた。









みんな、少しずつ変わっている。









それは、当たり前の事ではなくて。









A「わーとさーーん！！！朝だよ！」









ゆっさゆっさと揺らしながら声をかけると、少し唸っただけ。





もう一度揺らすと、彼はゆっくりと私を抱き込むように………









A「なーんて騙されないもんね！」









私は咄嗟にwatoさんのベッドに置いてあったクッションを目の前に投げ出す。









これでも一年以上この人を起こし続けたんだ、







……そりゃまぁ、ここまで想定内だったし、慣れたもの。









watoさんはいつも通りクッションを私だと勘違いして飛び起きてきた。









A「ほーらwatoさん朝だよ〜！」









w「何したと？！」









いつものようにびっくりしているwatoさんにケラケラ笑いながら、私は下に降りてくるように伝えた。









………そう、この『いつも』の日々だって、









当たり前じゃないんだ。









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