【akgmクラフト】幸せにするから一緒に暮らそう １４

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思っていた以上に背が大きくて戸惑っちゃったけど、ここは尋ねた方から声をかけなきゃだよね……！









と「あ、初めまして」









「……えっと……はじめまして…？」









ガタイがいいから低い声かと思ってたけど、少し高めの落ち着くような声。







声色から戸惑いが現れていたのは、一目瞭然だった。









……そっか、職員さんも俺の事話してなかったのか。





出会うどころか、俺が来ることを話されてないならそりゃ戸惑うか……









と「あ、俺の事なんも知らないよね、そりゃそうだ……









俺は赤城智。


















ここの施設出身なんだ」









こう言えば、少しくらい施設について聞いてくるだろうと思ったけど、彼は何の用だという疑問しか無いらしい。








俺が施設出身つうのは無視なわけね………







何気に悲しい………




まぁいいけどさ……
















なんて思いつつ、俺は緑賀見くんの顔を見る。
























と「そうそう、ちょっと噂を聞いてこっちに来たんだ









実は俺の友達の会社の同僚が、君のお父さんでさ…」









そう言うと、分かりやすいくらいに目を見開いてお父さんと…？と呟く緑賀見くん。












俺は話を続けた。









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